エスポワール・エレメンツ ~２~

Episode６７ 結ばれる星と花 ページ21

妖夢サイド

あー！もう！

折角、告白しようと意気込んでたのに！

絶対に許さないんだからね！！

妖夢「はぁっ！！」(ﾄﾞｶﾞｯ)

春市「せぇいっ！！」(ﾊﾞｷｨ)

デスペア「ｷﾞｬｱｱｱｱｯ！！」

アステリ「調子に乗るんじゃないわよ！くらいなさい！！」

すると、黒い流星群が私のところに降りかかってきた

妖夢「きゃあっ！！」

春市「ステルラ！！」

アステリ「あははっ！いい気味ね！」

私は立ち上がろうとするが、ダメージがひどく、立ち上がれない

すると、フロースが右手を差し伸べてきた

春市「大丈夫？ステルラ」

妖夢「ありがとう、フロース……」

やっぱり……

妖夢「好き、だなぁ……」

春市「え？今……好きって……」

あー！やってしまったー！

つい、口に出しちゃったー！

妖夢「ホントはもっと、ちゃんと伝えたかったけど……私、フロースのこと………春市のこと、ずっと、好きだったの。１０年前、初めて出会った時からね」

すると

春市「………ふふっ、僕も同じだよ」

妖夢「！！」

春市「僕もステルラ………ううん、妖夢のことが好きだった。１０年前からね」

妖夢「なーんだ……ずっと、両思いだったわけか」

春市「付き合ってくれる？」

妖夢「もちろん！！」

その時、私と春市の胸元が輝いた

そして、輝きが消えると星と花の刻印が刻まれた、八角形のクリスタルが現れた

それと同時に７つの足音が聞こえた

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