エスポワール・エレメンツ ~２~

Episode６０ 炎と氷のおつかい ページ14

紅葉サイド

４日後、今日は日曜日！

あれから、毎日のように、デゼスプワールの襲撃があったけど、明世と秀明のおかげもあり、エスポワールダイヤの欠片も３つ、回収できたんだ！

そして、今日は練習がお休みということで、明世の家のカフェでスイーツ食べたり、ゲームしたりという１日を皆で過ごそうとしてるんだ！

だけど

明世「あー！しまった！」

東条「どうしたの？」

明世「バターと砂糖、小麦粉、切らしてた…」

金丸「明世が買いにいくのか？」

明世「本来はそうなんだけど、でも、私は今、フルーツの下ごしらえしてるし……」

そういうことなら！

紅葉「私、いくよ！」

明世「え！？でも………」

降谷「……僕もいく」

春市「降谷君が一緒なら大丈夫だね」

沢村「気を付けて行ってこいよ！」

妖夢「デゼスプワールが出てきたら、私達も駆けつけるから」

紅葉「うん！分かった！」

明世「はい、これ。お買い物のメモとバッグ」

ナディ「道中、お気をつけて」

降谷「………うん。いってくる」

私と暁は明世からお買い物メモとバッグを受け取って、外へ出た

紅葉「大きめのバッグを２枚にしたのは、小麦粉と砂糖、バターを買う量が多いからか……」

降谷「……重そうだけど、２人で運べば、大丈夫だよ。」

紅葉「！！そうだね！」

暁の優しさにはやっぱり、ドキドキするなぁ……

これを機に告白できたらいいなぁ……！

そう思いながら、私と暁は小麦粉、砂糖、バターを購入した。

そして、帰ろうとしたその時、嫌な熱気を感じた

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