エスポワール・エレメンツ ~２~

Episode４８ 東条の覚悟 ページ2

東条サイド

昼休み、俺はラブレターの相手に会うため、屋上へむかっていた。

その時、爆発音が鳴った

東条「！！屋上からか！」

急いで屋上にむかうと

東条「！！マレーア！」

マレーア「あら、風のエスポワールじゃない」

後ろにいるのはデスペアか…………ん？あれは？

東条「あの黒い渦潮は……」

マレーア「あー、あれは私が生み出した渦潮。中に水のエスポワールを閉じ込めたの」

！！！！明世が！

はっ！そうか……あのラブレターのイニシャル……Ｋ・Ａ……

東条「明世のことだったんだ……！」

マレーア「ちなみに、この渦潮は私にしか解除はできないわ」

！！そんな！助け出せないの？

すると、次の瞬間

紅葉「そりゃあっ！！」(ﾎﾞｵｯ)

降谷「ふっ！」(ﾊﾟｷﾊﾟｷｯ)

妖夢・春市「せぇりゃっ！！」(ﾄﾞｶﾞｯ)

沢村「サエッタ！東条を頼む！」

金丸「任せろ！」

変身した皆がやって来て、サエッタがこっちに来た

金丸「東条！お前、いつまで、うじうじしてるんだよ！お前が女子達に囲まれている間、笑顔を振りまいてる間、明世はずっと、苦しんでたんだよ！」

東条「！！！」

そっか……明世が………

東条「ありがとう、サエッタ」

金丸「！！覚悟、決めたか？」

東条「うん！」

俺はラファルエメラルドとエスポワールブレスを出した

東条「ラファルエメラルド、セット！エスポワール・メタモルフォース！！」

俺は変身した。

東条「俺、ネレイドを助けてくる。そして、ネレイドに伝える！俺の思いを！」

金丸「ったく！そう決めるのが遅すぎんだよ」

東条「サエッタ……マレーアが邪魔しかねないから、マレーアの相手、頼める？」

金丸「！！あの渦潮、こじ開けるのか？」

東条「うん。」

金丸「……分かった！」

東条「ありがとう！いってくる！」

俺は黒い渦潮に突っ込んでいった

東条「希望の風よ！お願い！俺の大切な人を救うために、この渦潮をこじ開けろ！！」

すると、渦潮にわずかながら、穴が開き、俺はその穴に入り、ネレイドのもとへむかった

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