エスポワール・エレメンツ ~２~

Episode４７ パワーアップしたデスペア ページ1

明世サイド

昼休み、私は屋上に来ていた

実はあのあと、東条君宛にラブレターを書いたんだよね。

もちろん、私の名前はイニシャルで書いてあるけど。

明世「……来てくれるかな」

その時

マレーア「こんなところに１人とは、好都合ね」

明世「！！マレーア！何しに来たのよ！」

マレーア「あんたを倒しに来たのよ……水のエスポワール！」

すると、マレーアは黒い種を取り出した

マレーア「ここに姿を現し、絶望を与えよ！デスペア！！」

マレーアが空中に黒い種を投げると、黒い種が光り、やがて、デスペアに。

デスペア「ｸﾞｵｵｵｵｵｵ！！」

明世「ここは、やるしかないか！」

私はエスポワールブレスとネレイドサファイアを出した

明世「ネレイドサファイア、セット！エスポワール・メタモルフォース！！」

私は変身した。

明世「せりゃあっ！！」(ﾄﾞｶﾞｯ)

デスペア「ｸﾞｵｵｵｵｵｵ！！」

明世「！！効いてない！そんな！」

デスペア「ｸﾞｵｵｵｵｵｵ！！」(ﾊﾟｼｯ)

明世「しまっ……！！」

足掴まれた……！！

デスペア「ｸﾞｵｵｵｵｵｵ！！」(ﾌﾞｵﾝｯ)

明世「きゃあああっ！！」

このデスペア……強い！！

明世「(東条君に告白するまでは……倒れるわけには！)」

マレーア「あんたがエスポワールになっていなければ、この世界も絶望させることが簡単にできたのに……その怒り、思い知りなさい！！」

！！！黒い渦潮……！

明世「きゃあああっ！！」

マレーア「あはは！そのまま、苦しみなさい！ちなみに、その渦潮は私にしか解除はできないわ！」

そん、な……

ここ、まで、なの………

私はあまりの苦しさに意識を手放してしまった……

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