決められた様な一日 ページ9
モナドの報告はまだ続く。
「そうか＿＿ここに書いてある、拡張機能というのは？」
「まだ推測の域を出ていないんですが＿＿＿、
どうもこいつは、ただ機神兵を斬るだけじゃなさそうなんです。」
「ほぉ＿＿＿？そいつはまた興味深いな。」
そういうのはシュルクの顔色を見ながら言う事でも無いだろう。
何故だ？ディクソン？？
「発動させた時に中央に出る模様、今は何層にも重なったガラス状のプレートの、
最上層に模様が出ています。そして、それぞれの層は同様の構造になっている。」
つまり、他の層にも模様が出る可能性が高いだろうな。
「なるほど他の層にも模様が出る可能性がある？」
、、思考が被るのがこんなに嫌と感じたのは初めてだな。
「つまりは＿＿＿」
「更なる力が秘められているかもしれん、ということか。」
モナドは神の剣、巨神が用いる剣。
ただひたすらに切るだけの剣じゃ、魅力がないだろうよ。
「モナド＿＿この力の秘密の解明さえ出来れば、、」
ダンバンは大剣の渓谷、、
一年前のあの戦いにより、モナドに振り回され重症。右手が上手く使えなくなった。
それはシュルクも、フィオルンも分からない。我だけ知っている事だ。
ダンバンが二人に話したかは知らんが、あいつの事だ、話しているのかもしれないな。
シュルクが、この研究室を持ったのはディクソンの頼みだけでは無いはず。
何か、ダンバンに言われたのもあるのかもしれないな。
「ダンバンさん＿＿＿」
この様子だと、何か言われたな。
「さてと、俺は仕入れたブツを防衛隊に納入せんといかんのでな。
ちょっくら本部へ顔出しにでも行ってくるぜ」
「あっ、、はい、いってらっしゃい」
ディクソンはため息をついた。
「シュルクよ。研究室にこもってるか、ガラクタ置き場でガラクタを漁ってるか、
貴様の一日はどうせそんなとこなんだろう？だからそんな辛気くさい顔になる。
たまには気分転換に、よその空気でも吸ってこい。じゃあな！」
シュルクはこっちを見る。
「僕は、ディクソンさんが言ってた通りに外の空気でも吸ってくるよ、レイドは？」
『我は少し買い物をして家に帰らないと行けない。付き添えなくてすまないな。』
勿論、嘘だが。
「大丈夫だよ、また付き添わせるの悪いし、途中まで送ってくよ。」
『あぁ、助かる。』
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吹雪(プロフ) - 北条花乃さん» ゼノブレイド2の紹介ありがとうございます、頭にいれておきます！！ (2020年3月16日 14時) (
レス) id: 6122463a4e (このIDを非表示/違反報告)
北条花乃 - ゼノブレイド２は主人公が変わっており、ヒロインも変わっています。主人公レックス、ヒロインホムラ（ヒカリ）ヴァンダムさんも居ます。黄金のイーラと言うのを入れると、ある所で違う世界に入ってしまい、シュルク達と会います (2020年3月7日 0時) (レス) id: a10149ff31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：過眠症 | 作成日時：2019年1月12日 2時
