◆story.5 喫茶店ポアロ�� ページ6
安室「お待たせしました。ココアとカフェオレ、アイスコーヒー、珈琲です。
ハムサンドとパフェも直ぐにお持ちしますね。」
『嗚呼、ありがとう。』
飲み物を受け取り、一之瀬はそう言って珈琲を口に含んだ。
その仕草すら、洗練されていて美しく、女性達の顔はほんのり赤みを帯びる。
『───美味しい。私の好きな味だよ、此処の珈琲は。
この店とは長い付き合いになりそうだ。』
そう感心しながら、嬉しそうに話す彼は、またもや女性達を悶えさせるのであった。
もう彼の一つ一つの動作には、魅了するような暗示が掛けられているのではないか？
因みに、その場に居合わせた女性客は、皆此処に通うことを静かに決意したそうだ。
安室「それは嬉しい限りです。
ハムサンドと苺パフェをお持ちしました。
ごゆっくりなさって下さいね。」
いつの間にか食事を持ってきていた安室が、そう応えた。
女性客の反応は言わずもがな。
一之瀬は、ハムサンドを口に運んだ。
もぐもぐとその味を堪能する彼を園子達は密かに可愛いと思ったのだとか。
園子「ね？とても美味しいでしょ？」
キラキラした目で話しかける園子。
此処を気に入って貰えたのが余程嬉しかったのだろうか。
『嗚呼、とても美味しいよ。この店の看板メニューの名は伊達じゃないね。
少し聞きたいんだが…もしかして、このハムサンドには味噌が使われていたりするのかい？』
蘭「え！先生凄い！よくわかりましたね。」
『料理にはよく味噌を使っているからね。一人暮らしだから、料理は毎日しているんだ。』
真純「そういえば、そんなこと言ってたね。」
『こういう発想もあるのか…うん、参考になるな。
三人共、此処を紹介してくれて本当にありがとう。』
園子「いいんですよ〜！私達が一緒に来たかっただけなんで！」
『ハハッそうかい。じゃあまた機会があったら是非誘ってくれ。』
談笑しながら食べている内に、辺りは暗くなり始めていた。
満員だった店内も、少しずつ空きが見えてきたように見える。
『もうこんな時間か…やはり楽しい時間というものは過ぎるのが早いね。
丁度食べ終わったところだし、そろそろ帰ろうか。』
園子はえーっと不満そうな声を出すが、
『夜に女性が出歩くのは危険だからね。今日の続きはまた今度。』
そう言ってウインクする一之瀬にノックアウト。
因みに、お代はちゃっかり彼が支払った。
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蘿娜(プロフ) - 更新が無いので気になりました。 (2019年2月5日 17時) (
レス) id: 78469eaf26 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 面白いです・続き楽しみにしてます♪この、ダンディーな先生の声が森川智之さん合いそう(笑) (2019年1月14日 17時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
めざましテレビ - イケおじがイケおじ過ぎてもう…！ (2018年12月23日 18時) (レス) id: 8f142429c4 (このIDを非表示/違反報告)
かな - あれ？私櫻井孝宏の声してるキャスターのふりしたセイバー(むしろマジックセイバー？)の宝具に入ったんだっけ？あれ？うちには居ないのにな？(´；ω；`) (2018年11月26日 20時) (レス) id: 9ae38d1bc5 (このIDを非表示/違反報告)
リアーナ(プロフ) - こんな先生いたら、毎日話しかけに行きたい(笑)更新頑張って下さい！♪ (2018年11月26日 19時) (レス) id: 674674060c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレック | 作成日時：2018年10月28日 15時
