◇story.4 喫茶店ポアロ�� ページ5
「いらっしゃいませ！あれ、蘭さんに園子さん、世良さんじゃないですか。お久しぶりです。」
そう爽やかに接客したのは、キラキラと輝く金髪に、青い瞳を持つ褐色肌の青年。
彼の整った顔立ちから察するに、彼目当ての女性客が多いのだろう。
園子「久しぶり！今日はもう一人いるのよ？」
『───嗚呼、この子達の担任をさせて貰ってる一之瀬蓮だ。いい喫茶店があると聞いて、案内して貰ったんだ。
お客さんが多いようだが、テーブル席は空いているかい？』
一之瀬はそう言ってお得意の微笑みを向ける。
その笑顔に固まる一同(蘭、園子、真純を除く)。
園子達は懐かしいものを見る目で客達に目を向ける。
彼女等もまた、彼の笑顔の被害者なのだ。
「はい、空いてますよ。四人席でよろしいですか？」
店員の青年は、すぐに営業スマイルに戻ってそう言った。
『嗚呼。』
「こちらへどうぞ。」
『ありがとう。』
園子「この人イケメンでしょ？安室さんっていうのよ！」
安室「安室透といいます。よろしくお願いしますね！」
『こちらこそよろしく頼むよ、安室君。
…ふむ、確かに整った顔立ちをしているね。髪も綺麗な金髪で羨ましい。
私なんてこの歳になると白髪が生えてきてね。』
「「(え、白髪なんて一本も見えないけど！？)」」
全員の心が一致した瞬間だった。
『三人共、もう注文は決まっているかい？』
蘭「んー、私はココアと苺パフェを頼もうかな。」
園子「私ハムサンドとカフェオレー！」
真純「アイスコーヒーと…ボクもハムサンドにしようかな。」
『ハムサンド？珍しいメニューだね。』
園子「安室さんが作ってるんですけど、すっごく美味しいんです！ここのオススメなんですよ！！」
『それなら食べないわけにはいかないね。
安室君、ハムサンド三つと苺パフェ一つ、ココアとカフェオレとアイスコーヒーと珈琲を一つずつ頼むよ。』
安室「かしこまりました！ハムサンド三つ、苺パフェ、ココア、カフェオレ、アイスコーヒー、珈琲を一つずつですね。
暫くお待ち下さい。」
イケメン二人が微笑み合う光景に、周りの客は料理そっちのけで釘付けになっている。
もはや此処は喫茶店ではなく映画のワンシーンなのではと思わせるほど、彼等は存在感を放っていた。
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蘿娜(プロフ) - 更新が無いので気になりました。 (2019年2月5日 17時) (
レス) id: 78469eaf26 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 面白いです・続き楽しみにしてます♪この、ダンディーな先生の声が森川智之さん合いそう(笑) (2019年1月14日 17時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
めざましテレビ - イケおじがイケおじ過ぎてもう…！ (2018年12月23日 18時) (レス) id: 8f142429c4 (このIDを非表示/違反報告)
かな - あれ？私櫻井孝宏の声してるキャスターのふりしたセイバー(むしろマジックセイバー？)の宝具に入ったんだっけ？あれ？うちには居ないのにな？(´；ω；`) (2018年11月26日 20時) (レス) id: 9ae38d1bc5 (このIDを非表示/違反報告)
リアーナ(プロフ) - こんな先生いたら、毎日話しかけに行きたい(笑)更新頑張って下さい！♪ (2018年11月26日 19時) (レス) id: 674674060c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレック | 作成日時：2018年10月28日 15時
