◇story.14 ワタルブラザーズ�� ページ17
高木「───それにしても、一之瀬さんって見かけによらず強いんですね〜。僕はてっきり運動とは無縁の人かと……。」
一之瀬の事情聴取が存外早く終わり、被害者の事情聴取が終わるまで一之瀬と話すことにした高木と伊達──改め、ワタルブラザーズ。
高木はやはり、一之瀬が運動出来るのが意外だそう。
だが、無自覚なのか、若干失礼である。
『ハハッたまに言われるよ。寧ろスポーツは好きだし、よくしているんだが……。』
伊達「へぇー、どんなスポーツしてるんですか？」
『んー、基本的にはスポーツ全般嗜んでいるけど…最近はバスケかな。体育の授業の単元がバスケだからね。
あと、たまに生徒に空手を教えたりすることもあるな。』
高木「体育の先生してるんですか！？てっきり英語とか数学かと……」
『嗚呼、それは強ち間違いじゃないよ。私の担当教科は、保健体育と数学だし、部活動ではＥＳＳ部という、主に英会話をする部活の顧問をしているからね。』
伊達「すげーハイスペックじゃねーか……。」
思わず、そう零す伊達。
料理だけでなく、運動や勉学にも優れていると聞けば、そういった反応になるのも無理はない。
『そうでもないさ。私より出来る人というのは、世の中に沢山居るからね。
それに、私達一般市民の安全を守る君達こそ、私は凄いと思っているよ。』
もう発言がイケメンである。
普通ならこれをお世辞と受け取るが、何せ彼はお世辞というものを言わない。
二人にも本心であることが伝わったのか、若干照れている様子が伺える。
暫くして、彼女の事情聴取も終わったようだ。
伊達「さて、じゃあ俺達も行くとするか。
……あ、高木。先戻っててくれ。」
高木「…？わかりました！
蓮さん、ご協力ありがとうございました！」
『嗚呼、君達もお勤めご苦労様。これからもよろしく頼むよ。』
高木「はい！！」
素直に返事する高木。
そんな彼を横目に、伊達は安室に近寄った。
伊達「安室さん。今日のシフトって何時までですか？」
安室「今日ですか？今日は２１時までですけど……」
伊達「じゃ、その時間にまた来ます。ちょーっとお話したいことがあるんで。
──いいですよね…？(説明して貰うからな？降谷。)」
安室「あ、あはは……
……勿論、構いませんよ。(ヤバい、俺終わった……。)」
流石に長年音信不通だと、冷静沈着な伊達も怒るだろう。
ドンマイとしか言い様がない。
頑張れ、降谷。
続く (更新停止中)
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蘿娜(プロフ) - 更新が無いので気になりました。 (2019年2月5日 17時) (
レス) id: 78469eaf26 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 面白いです・続き楽しみにしてます♪この、ダンディーな先生の声が森川智之さん合いそう(笑) (2019年1月14日 17時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
めざましテレビ - イケおじがイケおじ過ぎてもう…！ (2018年12月23日 18時) (レス) id: 8f142429c4 (このIDを非表示/違反報告)
かな - あれ？私櫻井孝宏の声してるキャスターのふりしたセイバー(むしろマジックセイバー？)の宝具に入ったんだっけ？あれ？うちには居ないのにな？(´；ω；`) (2018年11月26日 20時) (レス) id: 9ae38d1bc5 (このIDを非表示/違反報告)
リアーナ(プロフ) - こんな先生いたら、毎日話しかけに行きたい(笑)更新頑張って下さい！♪ (2018年11月26日 19時) (レス) id: 674674060c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレック | 作成日時：2018年10月28日 15時
