■spinoff.1 Happy Halloween�� ページ14
読者様方の世界は、ハロウィンはもう終わっているかと思われるが、今日は少し、一之瀬達のハロウィンを見ていこう。
「先生！トリックオアトリート！」
お菓子を頂戴と言わんばかりの目で一之瀬に声を掛ける生徒達。
因みにこの生徒達は、一之瀬の受け持つ１−Ｂの生徒ではなく、他クラス、他学年の生徒ばかりである。
『ハハッ案外沢山いるねぇ、足りるだろうか。
はい、どうぞ。
量も量だから、簡易な物しか作れなかったが……』
そう言って渡したのは、クッキーやチョコレートが入った、ハロウィン仕様の袋。
お菓子も、パンプキンランプやお化け等の模様になるよう焼かれていたり、おそらくかぼちゃ味であろうチョコが見えたりと、簡易な物…と言う割にはクオリティーが少々高いように見える。
一之瀬の手作り、というだけでも尊いのに、さらには美味しそうときた。
「「(これは貰うしかない…！！)」」
またもやその場全員の心が一致した。
瞬く間に無くなっていくお菓子達。
遂には一之瀬のクラスである園子達までお菓子を貰いに来た。
どうやら蘭は居ないようだが。
真純「先生！トリックオアトリート！」
園子「お菓子くれなきゃイタズラしちゃうわよ！」
『それは困ったね。お菓子をあげたいところだが…もう無くなってしまったんだ。』
そう言って、持っていた紙袋の中身を見せる。
「ええー！」と声をあげる園子含む生徒達。
しかし、次の瞬間一之瀬は、ある爆弾をぶっ込んだ。
『それで、園子さん達はどういった悪戯をするんだい？』
一瞬にしてその場の空気が固まる。
トリックオアトリート、とは言ったものの、お菓子を貰える前提で来ていた園子達は、悪戯の事など一切考えていなかったのだ。
園子達に妖しく笑いかける一之瀬は、いつもより色気が増しており、悪戯をしようものなら逆に此方がやられてしまうと思わせられるような、そんな雰囲気が出ていた。
彼もハロウィンを楽しみにしていた一人の
からかった生徒達が困る様子を見て、楽しんでいるようだ。
お茶目なのか、それともＳっ気があるのか…兎に角彼の新しい一面も、イケメンである。
園子「え、えーっとですね…」
『ん？』
言い淀む園子と、愉しげな一之瀬。
普段は中々見られないＳな彼に、園子は勿論、周りの女子生徒も頬を紅潮させる。
すると、そんな園子を見かねてか、真純が口を開いた。
□spinoff.2 Happy Halloween�侠�←◇story.12 ひったくり
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蘿娜(プロフ) - 更新が無いので気になりました。 (2019年2月5日 17時) (
レス) id: 78469eaf26 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 面白いです・続き楽しみにしてます♪この、ダンディーな先生の声が森川智之さん合いそう(笑) (2019年1月14日 17時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
めざましテレビ - イケおじがイケおじ過ぎてもう…！ (2018年12月23日 18時) (レス) id: 8f142429c4 (このIDを非表示/違反報告)
かな - あれ？私櫻井孝宏の声してるキャスターのふりしたセイバー(むしろマジックセイバー？)の宝具に入ったんだっけ？あれ？うちには居ないのにな？(´；ω；`) (2018年11月26日 20時) (レス) id: 9ae38d1bc5 (このIDを非表示/違反報告)
リアーナ(プロフ) - こんな先生いたら、毎日話しかけに行きたい(笑)更新頑張って下さい！♪ (2018年11月26日 19時) (レス) id: 674674060c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレック | 作成日時：2018年10月28日 15時
