◇story.10 少年探偵団�� ページ11
ポアロを気に入った一之瀬は、すっかりこの店の常連になっていた。
安室「いらっしゃいませ！蓮さん、今日は早いですね。」
『嗚呼、今日は部活が無かったからね。今日は
レモンティーを頼むよ。』
安室「かしこまりました！」
彼は毎日欠かさずポアロに来ている。
彼は、ＥＳＳ部…簡単に言えば英会話をする部活の顧問を務めており、普段は部活を終えて夕飯も兼ねてポアロに来ているのだ。
彼はカウンター席に腰をかけ、パソコンを取り出し何か打ち込み始める。
どうやら、来週の授業のPowerPointを仕上げているようだ。
パソコンと睨めっこする姿すらも、キリッとしていて格好良い。
安室「お待たせしました、レモンティーです。お仕事ですか？」
『嗚呼。帝丹高校に来たのは初めてだから、帝丹高校での授業用に作っているんだ。他の学校とは範囲や内容が微妙に違ったりするからね。』
そう言いながらも、彼の手は目まぐるしく動いている。
あまりにも隙のない彼に、安室は苦笑いした。
刹那、カランカラン、と来客の合図が響く。
安室「いらっしゃいませ！おや、コナン君達じゃないか。今日は五人で来たのかい？」
「うん！」
仕事を終えたらしい一之瀬は、其方を見やり微笑む。
あの短時間で終わらせたのか、相変わらず恐ろしい男だ。
『おやおや、元気そうな子達だね。』
「おじさん見たことないけど、何て名前なの？」
『嗚呼、急に話しかけて悪かったね。私は一之瀬蓮。帝丹高校で先生をしているよ。
よろしくね。』
歩「私あゆみ！」
元太「俺は元太って名前だぜ！」
光彦「僕は光彦です！」
コナン「僕はコナン！」
哀「…灰原哀。」
歩「私たち、」
歩・元太・光彦「「少年探偵団！！」」
『少年探偵団か…たまに新聞で見るよ。何度も事件を解決しているのだろう？
凄いじゃないか。』
そう言った彼に三人は照れ出す。
彼の魅力は小学生にも通じるらしい。
『そういえば、君はコナンという名前だったね。ご両親はミステリー好きかい？』
コナン「うん！」
『私も彼の作品が好きでね…是非君のご両親とはお会いしたいものだ。』
コナン「でも、二人共海外にいて、僕は小五郎のおじさんに預かって貰ってるから…多分会えないよ？」
『小五郎？もしかして、蘭さんも一緒に住んでいないかい？』
コナン「うん！蓮おじさんは蘭姉ちゃんの先生なの？」
『嗚呼、そうさ。よくわかったね。』
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蘿娜(プロフ) - 更新が無いので気になりました。 (2019年2月5日 17時) (
レス) id: 78469eaf26 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 面白いです・続き楽しみにしてます♪この、ダンディーな先生の声が森川智之さん合いそう(笑) (2019年1月14日 17時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
めざましテレビ - イケおじがイケおじ過ぎてもう…！ (2018年12月23日 18時) (レス) id: 8f142429c4 (このIDを非表示/違反報告)
かな - あれ？私櫻井孝宏の声してるキャスターのふりしたセイバー(むしろマジックセイバー？)の宝具に入ったんだっけ？あれ？うちには居ないのにな？(´；ω；`) (2018年11月26日 20時) (レス) id: 9ae38d1bc5 (このIDを非表示/違反報告)
リアーナ(プロフ) - こんな先生いたら、毎日話しかけに行きたい(笑)更新頑張って下さい！♪ (2018年11月26日 19時) (レス) id: 674674060c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレック | 作成日時：2018年10月28日 15時
