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# 夫婦として! ページ27





翌日__






隣には布団を奪う者はいなく、リビングへ向かうとソファで眠っていた。









それを確認し、朝ごはんをパパッと作った。









匂いに気づいたのか目を覚まし、洗面所で顔を洗った。









椅子に座り、いただきますと
今日は2人で食べた。









特に何も言わずに食べた。








視線は料理に向いていた。








『ねえ、健二郎』









健二郎「ん。」

『さけてる?』

健二郎「いや別に」









今の会話でも目を少ししか合わせない。









『聞いて?』

健二郎「聞いてるよ。」

『違う、目、見て?』

健二郎「別にええやん。」








『健二郎っ!!』









朝から声を張った。









健二郎「…なんや。」









やっと目を合わせてくれた。







ここで私のスイッチが入る。









『あんた、女をなんだと思ってんの?
ただの家事道具?家政婦?
ナメないでくれる?
私がいけないのかもしんないけど
さけるのは無くない?』









健二郎を攻め立てる。









健二郎「別に避けてなんか『避けてんでしょうがぁ!』

健二郎「はいっ。」

『昨日は、あーゆー事とかしたかったと思うけど
夫婦だとしてもそーゆータイミングは合わないの?ね?
アンタのタイミングを私に押し付けないでくれるかな?
それで気まずい空気になって避けて…意味がわからない!仕方ないじゃん!』




健二郎「…いや昨日はそのっ『とにかく!夫婦なんだから、そんな無視したり会話まともにしてくれなかったり…思春期の女子か!
夫婦なの!分かる?結婚したの?私は健二郎が好きなの?ね?』

健二郎「…ごめんなさい。」









『…ふぅ、スッキリした。
それでは、いただきます。』

健二郎「ねえ。」

『なに?喧嘩?挑むよ?』

健二郎「ちゃう。


だから…アンタって言うのやめてほしいねん。」

『…健ちゃん。』









すると、健二郎が顔を赤く染めて

目も合わせずにご飯を夢中で食べた。









『おいし?』

健二郎「うんっ。」









私の方が精神的に年上なんじゃね、これは。

# ラブラブ→←# 怒



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りょう(プロフ) - このお話はどんな話か気になり読んでみました。そしたら面白くて笑ったりしてこんなふうな夫が欲しいなと思いました。 (2018年5月11日 23時) (レス) id: c9e4bdf787 (このIDを非表示/違反報告)
LIZ.y(プロフ) - 本当にこの話大好きです!頑張って下さい! (2018年1月10日 1時) (レス) id: cb62500001 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゅーねこ | 作成日時:2017年11月13日 23時

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