# 気まずい空気 ページ25
*
『きゃっ!』
ベッドに追いやられた。
健二郎も上の服を全て脱いで、上半身裸になり、私の上へまたがる。
健二郎「覚悟しとけよ?」
『まって、お願い!』
健二郎「なんや。」
『まだ、そんな時期じゃないじゃん。』
健二郎「…嫌なの?」
そーやって、切なく聞いてきた。
けど、私は
『うん…ごめん。』
健二郎「そっ…か。」
気まずそうに起き上がり、健二郎も服を着た。
『ご飯…作ってくるね。』
健二郎「お、ん。」
あー。気まずくなっちゃった。
トントントントン…
キッチンに立ち、料理。
健二郎はリビングでテレビ見てる。
楽しそうに笑う横顔が逆に切ないよ…、
健二郎は、さっきの事どう思ってるんだろ。
健二郎も子供の顔を見たいと思うし…、
『健二郎、ご飯できたよ。』
健二郎「…すまん、先に風呂入る。」
『えっ、あっ、分かった。
服用意しとく。』
健二郎「あーあー!大丈夫、大丈夫。」
『…そう。』
…いやいや
えぇ!?
まさか!?
”避けられてる”
んなわけない!
いや、んなわけもある。TT
すんごく拒絶されたんだけど。
『いただきます…』
仕方ないので、静かに独りで食べる。
本来ならば…、
前に健二郎が座って、
美味しー!
って言って、楽しくご飯食べるはずだったのに。
『あぁーー。』
なんか嫌すぎて、顔を手で覆った。
こんなのもいつかは小さい思い出とかなるんだろな。
いや…でもこのまま離婚とかになったら…。
健二郎は、三代目 J Soul Brothers だからいいけど、私…何もすることないよ。
【Aの妄想】
健二郎「A…離婚しよ。これ書いて。」
『…健二郎…私…やり直したい。』
健二郎「さよなら。」
『やだ!絶対やだ!』
なんとしてでも、”離婚”から避けなければ。
563人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りょう(プロフ) - このお話はどんな話か気になり読んでみました。そしたら面白くて笑ったりしてこんなふうな夫が欲しいなと思いました。 (2018年5月11日 23時) (レス) id: c9e4bdf787 (このIDを非表示/違反報告)
LIZ.y(プロフ) - 本当にこの話大好きです!頑張って下さい! (2018年1月10日 1時) (レス) id: cb62500001 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちゅーねこ | 作成日時:2017年11月13日 23時