# OUT ページ20
*
『あぁースッキリ。』
お風呂を入り終わりリビングへ。
健二郎がテレビを付けながらスマホをいじっていた。
『…はぁ。』
ため息を付きながらそこへ。
ピッ
テレビを消した。
健二郎「…あっ。」
『スマホに集中するならテレビ消してよね。
電気代かかる。』
健二郎「今ええとこやったのに!」
『はぁ!?見てなかったじゃん!』
膝に頬杖ついてスマホいじってたくせにー!
健二郎「見とるから付けといて」
そういいながら自分でテレビを付けた。
健二郎「ほらAも見よ?」
手招きされるが拒否。
『いや密着すんのそこまで好きじゃない』
健二郎「ええや〜ん♡」
デレデレノロノロしながら私にくっついてこようとする。
『さっき裸見たくせに来ないでくんないかなー』
健二郎「夫婦やし気にせんでええやん!」
テーブルの周りで向かいになりなんとか阻止する。
『崖の上のポニョ見るか?』
健二郎「おい、それはディスってんのか。笑」
『ポーニョポーニョポニョ』
健二郎「おまっ!
ええ加減にせーよ!?捕まえたるからな!」
スイッチが入った模様。
テーブルの周りで鬼ごっこ状態。
『無理無理ー!』
健二郎「ポニョっていじるなぁー!」
『もういじってないー!!』
そして捕まえられた。
健二郎「よおーし。
32にもなって鬼ごっこは恥ずかしいわ。」
『ポニョって健二郎の事とか別に言ってない』
健二郎「ポニョはアウトワードや。ええな?」
『A、ポニョ好きー!』
あの名言風に。
健二郎「お前!笑」
『はいはいごめんなさい!』
せっかくの風呂上がりなのに、頭をワシャワシャされる。
健二郎「言っとくけどなー!もう俺はUNKNOWNあるから腹筋割れとるわ!」
『そんなのは寝てる時に分かるって。』
健二郎「…!A、まさか…♡」
『ちげーわ
あんたが寒いってゆーのに布団奪ってきて寒くて起きた時に健二郎の方を見ると服がはだけてお腹が見えんの。』
健二郎「なんや。笑
てっきり見てんのかと笑」
『…うっざ。』
健二郎「はいはいAちゃんツンツンしないの〜♡」
なんの流れかも分かんないけどそのままソファに連れてかれ仲良くテレビを観ました。
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りょう(プロフ) - このお話はどんな話か気になり読んでみました。そしたら面白くて笑ったりしてこんなふうな夫が欲しいなと思いました。 (2018年5月11日 23時) (レス) id: c9e4bdf787 (このIDを非表示/違反報告)
LIZ.y(プロフ) - 本当にこの話大好きです!頑張って下さい! (2018年1月10日 1時) (レス) id: cb62500001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゅーねこ | 作成日時:2017年11月13日 23時