みらいをください。Ⅳ【kj∞ 大倉】 (ページ3)

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#123 丸山ページ3

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夜になると仕事終わりのメンバーが集合して、打ち上げが始まった。

ご飯も食べ終わると、なぁなぁとみんなを呼んだ大倉。
コンサートの話やろうとみんな察して、少しだけ仕事モードに入った目をしたように見えた。

「信ちゃんとすばるくんから聞いたと思うけど、これ。
みんなええと思うって言ってくれてんけどさ、細かいところ詰めたいと思って」

あと3ヶ月しかないし俺練習せんと出来ひんからさ、と笑って言うと、丸の方が出来ひんから安心しぃと亮ちゃんがにやりと笑いながら言う。

そこからはみんな仕事モードだった。

ここの曲を逆にすれば、大倉の休憩する時間を作れるとか
tornをヤスと渋やんでやって、desireを亮ちゃんと大倉でやれば盛り上がるし、楽になるとか
MCを長めにとってユニットの最初を大倉と亮ちゃんにすれば、裏で休めるとか

かなり大倉とファンのことを考えた構成になっていった。

ようやく話がまとまった頃には、時計の針は0を過ぎていた。
大倉もさっきまでは生き生きしていたのに、スイッチが切れたのか、急に眠たそうにする。

手を取って寝室に連れて行くと、寝息をかきながらすぐに夢の中だった。

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