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それから、展望台を後にした二人は…
お土産屋さんに訪れていた。
『どれにする？一杯あるよー』
上機嫌でお土産を見るA。
クロコダイルは冷たい視線を送る。
「別に要らねぇよ……土産なんて」
『それはダメだよ！部下からの評判落ちるよ！』
「……」
そんなことはどうでもいい。
そう口走りそうになったが、我慢した。
『ちなみに、クロコダイルにはどんな部下さんが居るの？』
「女も居るし、男も居る。」
『そーゆーことじゃなくて……好きな物とか趣味とか…』
「お前がそれを知ったとしても、なんの特もねぇぞ」
クロコダイルに言われて、
黙り込むA。
『…じゃ、お菓子とかどう？』
「菓子か……」
クロコダイルは近くにあったチョコレートのお菓子を手に取る。
『おっ！いいねぇ〜喜ぶよきっと！』
「……そうかぁ？」
クロコダイルは腑に落ちないという表情を浮かべるが…
ここはAのセンスを信じようと、
そのお菓子を買うことにした。
『あっ…』
「ん？」
Aは何かを手に取る。
それはフラミンゴのキーホルダーだった。
『これ、ドフラミンゴのお土産にしよう！』
Aはきゃっきゃっと騒いだ。
そこに……
「おい、無駄遣いは許さねぇぞ」
クロコダイルが口出しをする。
『えーダメ？』
「ダメに決まってる」
『……ケチ。太っ腹社長さんじゃなかったの』
「糞鳥のために使う金なんざねぇ」
っとキッパリ言うクロコダイル。
『ま……仕方ないか…元々クロコダイルのお金だしね……』
そう言いながらAは、
ズボンのポケット叩く。
パンパン
「お、おい…なにやってんだ？」
『んーと……あ、あった』
ジャラ
っと音を出して
何処からかマネーを取り出した。
「はぁ？お前、金持ってたのか」
『いやー、非常時の時の為にね』
「なら、非常時に使えや」
『今は非常時みたいなもんでしょ！』
そう言ってレジに向かうA。
その後ろ姿を、
苛々しながら見つめるクロコダイル。
「ﾁｯ……」
居ても立っても居られなくなり……
(待て、俺が払う)
(おお！流石は社長さんだね！)
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うらら(プロフ) - すごく面白いです！！こうゆうのキュンキュンして見てると幸せになります!!!これからも頑張ってください!!!続き待ってます！！ (2020年4月28日 20時) (
レス) id: e068332aca (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - 今のこの様子じゃ、ドフラミンゴ落ちかな…僕としてはクロコダイルが良いんだけどな笑 更新待ってます…頑張ってください。応援してますね。 (2018年6月3日 9時) (レス) id: 4a29aecac7 (このIDを非表示/違反報告)
はざくら(プロフ) - 更新待ってます|´-`)ﾁﾗｯ (2018年1月17日 22時) (レス) id: 86be810755 (このIDを非表示/違反報告)
特命係 - 堕天使魔夜降臨さん» 了解です(^-^ゞ (2017年6月5日 10時) (レス) id: 4c043663de (このIDを非表示/違反報告)
堕天使魔夜降臨(プロフ) - 質問や！ドフラミンゴと夢主の関係性おしてくれや (2017年5月22日 21時) (レス) id: d184e113ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：特命係 | 作成日時：2017年3月30日 16時
