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『さて、腹ごしらえも終わったところで……
これから私が、目を見張る絶景スポットに連れていっちゃいまーす！』
パチパチ拍手するA。
『それじゃ、今から案内するから…
目、瞑っててね』
「嫌だ」
クロコダイルは完全拒否した。
『え？なんで？』
「目を瞑ったら歩けねぇじゃねぇか」
『それはそうだけど…』
Aはやりにくさを感じる。
『じゃ、ギリギリの所で目瞑ってね！』
Aはそう言うと、
うきうき気分でクロコダイルの前を歩いた。
「……」
クロコダイルはそんなAの後ろを黙ってついていった。
少ししてから、
『はい！ストップ！！目、瞑って！』
クロコダイルは面倒臭そうに目を閉じた。
『ふふっ、まだ開けちゃダメだからね！』
｢今閉じたばかりだろうが｣とつっこみたくなるが、我慢した。
すると、
不意に右手に感じたぬくもり。
"Aが手を握っている"
そうわかったとき、
クロコダイルは妙に胸が高鳴った。
『さ、行くよ』
ゆっくりと手を引くA。
ほんの少し歩いたところで…
『はい……目、開けて？』
その合図を聞いたクロコダイルは、
ゆっくり……
目を開けた。
クロコダイルの目に飛び込んできたのは、
咲き乱れる花々
それを包み込むような
ドレスローザの街の風景
「……」
クロコダイルは息を呑む。
『どう？ビックリした？』
「……あぁ」
クロコダイルはいつになく素直に答えた。
『ここはさ……ドレスローザを一望できる唯一の展望台なんだよ。』
Aは自慢気に言う。
『私、ここが大好きなんだ』
「…なんとなく、わかる気がするな」
クロコダイルが言った。
それから二人は暫く黙って、
景色を眺めた。
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うらら(プロフ) - すごく面白いです！！こうゆうのキュンキュンして見てると幸せになります!!!これからも頑張ってください!!!続き待ってます！！ (2020年4月28日 20時) (
レス) id: e068332aca (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - 今のこの様子じゃ、ドフラミンゴ落ちかな…僕としてはクロコダイルが良いんだけどな笑 更新待ってます…頑張ってください。応援してますね。 (2018年6月3日 9時) (レス) id: 4a29aecac7 (このIDを非表示/違反報告)
はざくら(プロフ) - 更新待ってます|´-`)ﾁﾗｯ (2018年1月17日 22時) (レス) id: 86be810755 (このIDを非表示/違反報告)
特命係 - 堕天使魔夜降臨さん» 了解です(^-^ゞ (2017年6月5日 10時) (レス) id: 4c043663de (このIDを非表示/違反報告)
堕天使魔夜降臨(プロフ) - 質問や！ドフラミンゴと夢主の関係性おしてくれや (2017年5月22日 21時) (レス) id: d184e113ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：特命係 | 作成日時：2017年3月30日 16時
