ヒツジくんとオオカミちゃん (ページ12)

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美「安井どういうことだ？」

謙「渋谷Aはモデルのミミでオレ等の話を聞いてたみたいだ」

美「話ってあの遊びの？」

謙「ああ、録音していた。だから美勇人を本気にさせてこっ酷く振るんだってさ」

美「え・・・嘘だろ？」

オレも最初は何の冗談かと思ったよ

美「じゃ、何でミミになるんだ？」

そこはそこで呑み込めたのね

謙「美勇人のファンに水かけられたんだって。だから乾かしてたよここで」

美「じゃ、先生に呼ばれたってことも嘘かよ」

そんなんじゃねぇの

美「Aが言ってた。ミミは全部嘘で出来ているって、、、それってどういう意味だと思う」

謙「渋谷は結構ミミを嫌ってるよな」

そこで、授業終了のチャイムが鳴った

謙「彼奴大丈夫かなミミのままで出てったよな」

オレがそういうと美勇人は走って出て行った

オレは歩いてそれを追った

あいにく大丈夫なようで

教室で席に座って行った

美勇人は話しかけようにも話しかけられずって自分の席に座った