極上の涙 ページ8
ロー ｢そうかも…な。可愛い子は他にもいる。
だがよ。お前だって充分可愛いと思うぜ。それに…俺はお前といると、すげぇ落ち着くんだ。
あと…お前ってすげぇ面白いからよ。傍に居て飽きねぇし。ずっと傍に居てぇって思ってる。
だから…
諦めねぇよ。今、お前が彼奴の事を好きだとしても、俺は認めねぇ。
今、お前の返事を聞きたくねぇのは、お前がその気持ちのままだと、フラれちまうの１００%だからよ。
もう少し時間を置いてからにする。
昨日はすぐ返事くれと言ったけどよ。
やっぱ、時間置いてからでいい。
どうやらお前と彼奴との間に温度差があるみてぇだし…な。｣
貴 ｢!!! ロー君…何で？何故、私がエー…だ、誰かを好きな事になってるのよッ!!｣
ロー ｢誤魔化しても無駄だぜ。お前の様子を見てたら分かる。｣
貴 ｢/// そそそそそ、そんなハズ…ないはずッ!!｣
ロー ｢バーカッ! 既にキョドってんじゃねぇか。お前、分かり易いんだよ。｣
貴 ｢/// え!?え〜と…｣
ロー ｢好きなんだろ? …エースの事。｣
貴 ｢!!! /// ｣
ロー ｢ホラ見ろ。
お前…正直だな。顔に出てるぜ。｣
貴 ｢…ロー君…いつから気付いてたの?…｣
ロー ｢彼奴がお前に教科書を借りに来た頃からだ。
お前たち単なる友達って感じじゃなかったもんな。特にお前が…な。｣
貴 ｢/// …だってエース君は私の事、友達としか見てないんだよ。…一方的に私の片想い…｣
ロー ｢フッ。結局バラしてんじゃねぇか。…俺、一応告ってんだけど !?
でも今のは、聞かなかった事にする。｣
貴 ｢あ…でも、でも…｣
ロー ｢…なぁ、彼奴の事諦めろよ。
彼奴、｢忘れろ｣ って言ってたじゃねぇか。あれって…こうゆう話なんだろ ?｣
貴 ｢……｣
ポロッ ツゥー…
一粒の雫が、(人2)の頬に伝わった。
ロー ｢!!! おまッ !｣
貴 ｢そうだよッ!! たった今私、フラれちゃったんだよッ!!
でも…辛いからって、だからってロー君に乗り換えるなんて、絶対出来ないッ!!!
そんな…そんなに軽い女じゃないもんッ!!! ｣
ロー ｢…俺、返事聞きたくねぇって言ってるのによぉ…
何、言ってんだよ。お前…
(…しかも、そんな極上の涙付きで…)｣
キンコーンカンコーン
ロー ｢!!! チッ!! 予鈴が鳴っちまった。
…お前、その足じゃ走れねぇな…ホラよッ!!｣
貴 ｢え!?｣
by NIN
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ろく(プロフ) - 泥鰌だよ。NINちゃん、久しぶりに帰ってきました (2018年7月27日 10時) (
レス) id: cd5461ce24 (このIDを非表示/違反報告)
NIN(プロフ) - 龍神さん。コメントありがとうございます。とても励みになります p(^-^)q コメ返しが遅くなり、申し訳ございません m(__)m 少しづつにはなると思いますが、頑張って書いていきますので、今後もどうぞ見てやってください(^-^)/ (2016年7月7日 10時) (レス) id: 2688846f37 (このIDを非表示/違反報告)
龍神(プロフ) - 久しぶりの更新有り難う御座います( ☆∀☆)これからの夢主がどうなるのか気になりますＯ(≧∇≦)Ｏ更新出来るときで良いので頑張ってくださいq(^-^q) (2016年7月6日 9時) (レス) id: 936260cf6f (このIDを非表示/違反報告)
スペード - うん( p_q) (2015年4月14日 21時) (レス) id: 0ba00428b7 (このIDを非表示/違反報告)
NIN(プロフ) - スペードちゃん…恐らくそう反応すると思ってたよ。まぁまぁ…この先を楽しみにしていてね。 (2015年4月13日 20時) (レス) id: f8d0df71cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛙鰐泥鰌、NIN、ライ | 作者ホームページ：
作成日時：2015年2月5日 19時
