消えたエース�� ページ1
ZR「エースが消えた」
おじいさんの家に入るなりそう言って来たゾロ。
「出かけたんでしょ？」
ZR「…いや。雰囲気がおかしかった」
LF「サボと喧嘩したからじゃねェか？」
呑気に話す私とルフィを見て目を閉じたゾロ。
SN「Aちゅわん！デザートはいかがでしょうか？」
「フルーツが食べたいな」
SN「かしこまりましたぁ！」
メロリンしながらキッチンに向かうサンジはもはやこの家の住人。
「サボ、これあげる」
捨てるのも可哀想でずっと持ってたカツオミルクをサボに渡す。
しばらくすると真っ赤になるサボ。
SB「…か、関節キス」
「嫌ならルフィに…」
SB「駄目だ」
まあ、不味いけどなそれ。
「それよりさ、どうしてここにたどり着いたの？」
LW「お前が熱を出した後、洞窟の中を進んだ」
ベットに座ったローが静かに話し出した。
まあ、もちろん静かに話されてもルフィがうるさくて聞こえないんですけどね。
LF「サンジぃー！俺もなんか食いてぇ！」
SN「待ってろ」
アイツは買う事しか考えてないのか。
まあ可愛いからいいけどね。
ローの近く座ろうとすると腕を引かれてそのまま隣に座らされた。
LW「洞窟の中を進んでるとこの島に繋がる場所に出た」
じい「そこで散歩中のワシに出会ったんじゃよ」
「そうなんだ」
夜に散歩するのは危ないと思う。
暇なのかこのおじいさん。
「まあ、おじいさんのおかげだね。ありがとう」
じい「ほっほほ。結婚するかい？」
「あ、調子乗った」
奥さんに謝れ。
なんて思ってるとローの腕が腰に回って来た。
そのまま首元に顔を近づけてくる。
SB「まっず！！」
「吐かないでよね」
SB「お前が渡したんだろ…」
飲んだのはサボだよ。と言うと大人しく飲み干したサボ。
…男前か。
「ねえ、ロー。離れて」
LW「…」
…もしかして寝てるのでは？
私はベポじゃないんだけど。
SN「Aちゅわん！フルーツの盛り合わせ…出来たよ！」
「ありがとうサンジ」
誰かこの人退けてくれないかな。
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年6月3日 21時
