【名探偵コナン】計画的にトリップします３

１０７． ページ18

｢…うまく言えないけど、なるべく確実に伊達さんを助けるためには今教えるわけにはいかないの…｣

松｢…全部話せっつったのに、お前まだ何か隠してるな？｣

｢そ、れは…｣

松｢…俺らのために今は言えないってか？｣

｢………ごめん｣

松｢…言える日が来たら絶対に教えろよ？あと、俺らにももっと頼れ。１人で全部やろうとするな｣

｢うん…伊達さんの方は多分陣平くんの助けが必要になるかもだからその時は協力してくれる？｣

松｢(伊達の方？)ああ｣

｢ありがとう！…さ、家帰ろ！餃子作らないと！｣



ワタルブラザーズがいつ一緒に張り込みをするのか教えてもらえれば、伊達さん救出作戦はかなりスムーズにすすむはず。

これは元々同じ捜査一係にいる陣平くんに教えてもらおうと思ってたから、いいとして…



｢(問題なのはスコッチさん救出作戦の方だ……一体いつ、ビルの屋上で彼は…)｣


今の段階じゃ、原作開始時の約２年前に起こるという事しか分からない。


｢(急がなきゃ…もうあまり時間が無い…)｣


救出に失敗すればスコッチさんの命だけでなく、降谷さんの心にも大きな傷を作ってしまう。


｢私、あの2人(赤井さんと降谷さん)には仲良くして欲しいんだよね｣


推し達には仲良くしてて欲しいもの。
とにかく頑張る！とりあえず頑張る！



ブツブツひとり言を言ってる私を白い目で見ながら、陣平くんは車を発車させた。

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