【名探偵コナン】計画的にトリップします２

５４． ページ10

｢もうAI(人工知能)に全部やってほしい…うそ、ＡＩの方が発達してター●ネーターみたいな世界になったら困るから自分で頑張ります｣


さっきから地味に独り言止まらないなと思いながら、必死に作業を続けること数時間…ようやく東都にある可能性の高いマンションのピックアップを終え、ピックアップしたマンションのカメラ、もしくはその付近にある建物のカメラをハッキングして映像を見ることが出来るようにした。

次に警視庁の位置から各マンションまでの全交通ルートを調べ、警察官達が爆破予告を受け出動する際に通るであろう道に設置されている監視カメラを可能な限りハッキングして映像を画面に出す。


｢っはぁ…これで第一段階は終了…｣


ぐったりと背もたれに体を預ける。
よく考えれば栄養ドリンクを飲んだだけで、ご飯もまだ食べてなかった。


｢エネルギー不足で頭痛いし…とりあえずご飯食べよう…｣


フラフラとハッキングルームからリビングへと移動し、カップラーメンにがっつく。

流石に今日は作る気がしなかった。



珍しく汁まで全部飲みきって、胃が満たされたところで、もう一度ハッキングルームに戻る。


そういえば、昔はハッキングなんかダメ！とかおじいちゃんに言ってたっけ…ハッキングの先生のせいであんまりこういうことに罪の意識を感じなくなっちゃったんだよね…


｢おかしいなぁ…私はあの嫌味ったらしい煽り方をしてくる(ムカつく)先生を見返したかっただけなんだけど…｣


ま、コナン君も盗聴器つけたりしてるしおあいこだよね！
あれも犯罪だし！
コナンくんの可愛さで誤魔化されてるけど！

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