【名探偵コナン】計画的にトリップします２

９１． ページ47

松｢着いたぞ｣

｢なんか久しぶりに帰ってきたなぁ…｣


ようやく先生から退院の許可がおり、松田さんと萩原さんが迎えに来てくれた。
松田さんが運転する車に乗って久しぶりに我が家まで帰ってきたんだけど…


｢迎えに来てもらっておいて今更なんですが、お２人とも仕事は大丈夫なんですか？｣


今は平日の真昼間。
普段なら萩原さん達は働いている時間帯なんじゃ…と質問してみると、


松｢サボったから大丈夫だ｣

萩｢俺は有給取った｣

｢え、ちょ…松田さん！警察官がサボっちゃ駄目じゃないですか！｣

松｢有給使い切っちまったんだよ。仕方ねぇだろ｣

｢えぇ…っ｣

萩｢だから俺だけで迎えに行くって言ったのに…絶対Aちゃんに怒られるって言っただろ？｣

松｢うるせぇ｣

｢松田さんサボりはダメですよ！｣

松｢時々萩原だってしてるっつの｣

｢え、萩原さんも…？｣

萩｢おい松田バラすなよ！｣

｢お２人ともちゃんと働かないとダメですよ！まあ…ニートの私が言えたことじゃありませんが｣


そうだよ、私ニートだったよ。
２人を責める資格全く無かった…


松｢ったく…今日はこんな話をしにきたんじゃねぇよ。
A、今日こそ全部話してもらうからな？そのために仕事もサボったんだ｣

｢！…………はい｣

萩｢…中入ってもいい？｣

｢今開けますね｣






ついにこの時がやってきてしまった。

これから話す内容で彼らはどんな反応をするだろうか…

胸の鼓動が早くなるのを感じながら久しぶりに我が家の扉を開けた。

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