ライオ様の妹ちゃんは幼女！ 2

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3日後


いつものように学校に行き、今は帰りの準備をしている。私は特に持って帰るものが無いので、のんびりと過ごしていた。……え？サラちゃんは？って言いたい顔してるね。

サラちゃんは、ちょっとクラスの男子達が「用事がある」って言って借りてった。

まぁ、すぐに戻って来るだろうし、大丈夫でしょ。

そう思っていると、サラちゃんを借りてった男子達が教室に戻って来た。その後ろからサラちゃんが戻って来た。

『サラちゃんおかえり〜〜』

サラ「……………ｱｯうん……ただいま…………………」

『？(何か元気が無い……)どうかしたの？』

サラ「私は大丈夫だよ…………」

サラちゃんは右腕をさすりながら頷く。怪我でもしたのだろうか？でも、明らかに様子がおかしい。

さすっている右腕をよく見てみると、痛々しい程の青痣が複数できていた。

『痣できてるじゃん！怪我してるなら、保健室行ったほうが……』

サラ「大丈夫。保健室行く程酷くないから………。私、今日は一人で帰るね。ごめん、Aちゃん。また明日……………」

『あっ、ちょっ………』

私は呼び止めようとしたが、サラちゃんは早足で帰って行った。本当に大丈夫だろうか……？





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校舎裏 サラside

クラスの男子1「テメェ、気持ち悪いんだよ」

クラスの男子2「どっか行けや！」

クラスの男子3「マジで◯んで欲しいわ、お前……」

サラ「痛い！離して！！」

クラスの男子4「離すわけねーだろ！」

サラ「何で私のこと、イジメるの？！私が障害持ちなのが、そんなに悪いの？！」

クラスの男子5「だって、可笑しいだろ！女なのに男みたいなものが好きとか、意味分かんねぇんだよ！！」

ﾄﾞｶｯｯ!!

サラ「ｳｯ‼ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ!!」

痛い………痛い………………。

何で……私のことをイジメるの………………？

クラスの男子1「オイ、お前ら！コイツ、袋叩きだ！！！」





誰か……………







　 助けて…………！





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