ストーリー42 ページ3
Aside
今日は慎と二人っきり。
他のみんなはお仕事。
慎「A、行きたい所あるんだけど一緒に行かない?」
貴『いいよ♪』
行きたい所って何処だろ……
着いた場所は遊園地。
貴『ここが来たかった場所?』
慎「うん。あんまり来れないからさ、、ここ。」
貴『そっか…。何から乗る?』
慎「コーヒーカップ。ニヤッ」
貴『よしっ!行くぞ〜!』
久しぶりだな。遊園地。
何年ぶりだろ…。
慎「うりゃーー!!!」
貴『待って…スピード速すぎ…。首折れる〜〜〜!!!!』
だからかな、すごくテンション上がってた。
お化け「ガァァァァァ…!」
貴『キャーーーーー!!!!』
慎「ビクッ…(Aの叫び声にびっくりした)」
慎といるとすっごく楽しい…。
慎「怖い、怖い。」
貴『大丈夫だってw』
カタカタカタカタ
貴『来るぞ…来るぞ……フーーーーッ!!』
慎「無理!無理!無理!……(°д°)チーン」
そして最後…
貴『最後、これ乗ろ!』
私が指した場所は観覧車。
慎「うん…。」
疲れたのかな…。
少しテンションが低い慎。
観覧車に乗っても何も言わない。
慎「A、」
突然呼ばれた、私の名前。
貴『ん?』
慎「俺、Aが好き。ずっとずっと前から好きだった。」
貴「え…」
だってそんな素振り見せ…
慎「俺、結構気付いてもらえるように頑張ったんだけどな。」
私の思っている事がまるで分かってるみたいに言葉を繋いだ慎。
慎「撮影の時、樹さん見てるAに“俺も見てて”って言ったり、お揃いのピアス買って自慢したのも、海に行った時あの可愛い水着も樹さんに選んでもらったんだってイライラしたのも、全部全部。Aが好きだから。」
貴『でも…』
慎「まだ答え出さないで。これから俺の事男としてみて。絶対樹さんには渡さないから。」
そう言うと私にキスした。
唇が離れると丁度終わった観覧車から降りてった慎。
貴「もう分かんないよ…。」
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作者名:猫月 | 作成日時:2018年3月27日 10時