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「…どう思おうが、俺の勝手ではないのか?」

「…お主は一度その者と話したではないか。少しくらいは何か分かったことはあるだろう?」

「…はぁ…お前という奴は…。声も出ない女のことをどう分かるというのだ?」

「……そんなこと言わずとも、お主なら分かっているだろう?」

「…何しても俺は粘っても無理というのか…?」

「はっはっはっ、そういう事だな。」

「…あんたは本当に変わったじいさんだな」

「それは鶴丸。お主もだろう?」

「…わかったわかった。話すよ…あの時は…」

____________

既に夜を迎えた。

静かだなぁー…

そう思いながら降り…

「……そこで何してるんだ?主よ」

れませんどうすれば(?)

「…主、そこは危ないぞ?どれ…父が抱きしめてやろう」

ぶらーんと屋根の所を必死に掴んで逃げようとした私を軽々と捕まえた刀

そういえばさっき私を主と呼んでいたような…。

「どうした?主。」

「……………………」

何も言えないの黙っていますが声が出ないので何も言えません何も出来ませんね分かります。

…さて、どうしたものかと思いながら彼を見ていたが、よく見れば今ピンチなのを忘れていた。

「…おや?この反応、遡行軍か……ここにいるがいい。主よ」

一振りで五体の遡行軍に行くなど無理なのでは…そう思って首を振るが…

「大丈夫だ。主」


話を聞いてくれず、そのまま戦いに行った。

___________

「…けど、これが何を表してるのか分からないですよね…」

「思い出せそうで思い出せないもどかしい気持ちになります…」

「……主…」

「…小夜?どうした?」

「……いや、何でもないよ。ただそう呟かずにはいられなかった…そんな感じ」

「…そう呟かずには…か」

「…………………不思議ですね」

「…本当に…そうだな」

「…ねぇ、あの審神者さんどこに行ったの?どこを探してもいないよ…?」

そう誰かが言った。

「…は?」

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作者名:緑茶餅 | 作成日時:2017年8月1日 1時

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