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背筋が凍った感じがした。
「…………!!!」
後ろを見ると二人の青年…
周りには黒い何かがまとっていた。
他の人達は彼らが来たことに驚いていた。
「…兄…さん、達…」
「…骨喰…鯰尾…」
"脇差には近づかないで"
青い瞳の青年が昼にそう言っていた。
私は危険を察知して部屋から逃げた。
「…行くぞ、兄弟」
「…分かってる」
青年2人は少女を追いかけ、部屋から出る。
「…まさかあの2人がいきなり出てくるとは誰も思わねぇよな…俺もそうなんだが」
「……あの人、大丈夫かな?」
「…わかりませんが、無事でいてもいなくても結末は変わらないと思いますよ」
「…どうしてそう思うのです?平野」
「…あの人も、神なのでしょう?なら、死ぬことはできないと思いますよ…。あの人の弱点である本体が壊れない限り…」
静かな時間が彼らに与えられた。
暫くすると誰かが立ち上がる
「…僕、あの人見てきます!!!!」
「な、おい!!!!五虎退!!!!」
「…あの人は…きっとこの本丸に必要な人なんです!!!!だから…!!!!」
そう言って、虎の子…五虎退は粟田口部屋から出る。
「…五虎退が初対面に対してあんなになるなんて初めてだぜ…」
「…じゃないですよ!!追いかけますよ!」
「あっ…前田!!!!待ってください!!!!」
次々と短刀達が部屋を出ていく中、短刀(兄軍団)は少し呆れた顔をしていた。
「…助からねぇと思うんだがな…」
__________
「……!!!」
必死に逃げるが、こればかりはもう無理っぽいな…。
行き止まりにまで追い詰められ、非常に不味いことになった。
「……今度こそ、殺す」
「…どうやって痛めつけようかな〜」
黒い髪の青年は私の髪を引っ張る。
「…っ……!!」
刀が振り落とされる前に何とか避ける。
…代わりに、自分の髪は犠牲になった。
代わりに黒い羽根を出し、祈る。
「そんな祈る暇あるなら死んだ方がいいよね〜!!!!」
刀が私を斬る…………_______
直前に、私は避けた。
"御用があれば、この羽根をかざし下さい。私がそちらに行くことがもう出来なくなっても、代わりに私の力であるこの羽根を持ちあるき、祈りを捧げれば、きっとあなたの助けになります"
「…へぇ、よく避けられたね。
次はちゃぁんと…殺しとかないと」
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作者名:緑茶餅 | 作成日時:2017年8月1日 1時