【うさちゃんと二人組】 ページ9
壁に押しつけられていたところをたけくんが光の速さで助けてくれた。
「おいテメエ…」
「え、何で相良がここにいんの」
「おま、この子を襲うとか…！」
「違えよ。Aは俺の女だ、触んじゃねえ」
ぎゅうっと肩を抱きしめられて距離が縮まった。それはかっこよすぎるよ……
「ええええ！！？あの狂犬に彼女！？やべぇーよ、俺の方が先につくってお前らにドヤ顔する予定だったのにいいいい！！！！」
「ずるいずるいずるい！！」と暴れてる金髪さんを無視して、ツンツン頭の人が近づいてきた。
この人は確か…伊藤さんだっけ？
「君、Aちゃんって言うんだね」
『はい、宇佐見Aです』
「うさみィ！何そのメルヘンな名前！！」」
いつの間にか起き上がってた金髪さん、今度は「宇佐見ってなんだようさぎかよ可愛すぎ」とかブツブツ呟いている。そうです宇佐見です、たまにうさちゃんって言われてます。
「A、こいつらと関わるとロクなことねえから気をつけろよ」
「おおっと？それはどーゆーことかな相良くん？」
「事実を言ったまでだ」「ああん！？」
ひ、火花飛んでる…。さとくんも呆れた顔しちゃってる…
『あの、お礼したいので…』
「礼なんかいらねーよ。その気持ちだけでじゅーぶん」
ツンツン頭くんはニッコリと笑ってくしゃくしゃと私の頭を撫でた。
なんかこの人、さとくんに雰囲気似てるなあ
『じゃあお名前を教えてください！』
「俺はい」
「俺は三橋！こっちは伊藤園！！」「誰が伊藤園だ！！」
コントみたい。
まだ話してるのに金髪さん基、三橋さんが割り込んできた。やっぱりこの人面白いな！
伊藤園は笑いそうになっちゃった。ごめんなさい伊藤さん。
『じゃあ、さんちゃんとウニくんって呼んでもいい？』
「「「ぶはっっ！！」」」
「う、ウニくん！？」
私考案のあだ名はどうやら伊藤さんを除く、他の三人には大ウケ。
絶対こういう事に無関心なさとくんだって、後ろむいちゃって顔こそ見えないけど肩がぷるぷると震えてる。凄い、貴重な瞬間だ！
「ウニくん…もっと他にいい呼び名ないかなあ？」
『だめ…？』
「「「(きゅんっ♡)」」」
「伊藤くーん？何言ってんのかなあ？」
「テメエみたいな奴は『ウニくん』がお似合いだ」
「ウニー」
「お前らそんなに俺を虐めて楽しいか！！？」
「ああ」
「だな」
「あたり前田のクラッカー」
「…全員ぶっ殺す！！」
『あっ…』
……喧嘩止めなきゃ。
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ふりかけカスタード - riyonさん» ありがとうございます！全然更新できてませんがどうか見捨てないでください(笑) (2018年12月16日 1時) (
レス) id: f6c6c4268e (このIDを非表示/違反報告)
riyon - このお話大好きです!更新がんばってください! (2018年12月8日 16時) (レス) id: 6c2fd244f1 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけカスタード - 八重さん» コメントありがとうございます！受験生なんですけどね、作っちゃいましたよ(笑)頑張りますね！ (2018年11月20日 16時) (レス) id: f6c6c4268e (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけカスタード - 美佳さん» 教えてくださりありがとうございます！ (2018年11月20日 16時) (レス) id: f6c6c4268e (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけカスタード - 水猫さん» 教えてくださりありがとうございます！只今訂正しますね！ (2018年11月20日 16時) (レス) id: f6c6c4268e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりかけカスタード | 作成日時：2018年11月19日 19時
