玉狛の鷹、本部の要。 (ページ1)

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能ある鷹、爪隠せずページ1

私は粘った。

もはや目立ってるとかいう次元じゃなかったけど。
粘ったんだ。頑張ったんだ。

固定給は確実だし、A級ソロ扱いだし、なんかカッコつけすぎて恥ずいし。
金なくて支部に戻るの恥ずかしかったから迅さんと気まずい感じにしたとかじゃないよ。
違うからね？？？？？？？？？？？

いや、ホントはもうちょい粘ろうと思ったんだよ。
でも、ちょっと頑張りすぎた。

「支部、戻ってこないんですか？」

「おい飛鷹、今日こそランク戦やるぞ」

「A〜！オペのみんなで女子会するって！」

「旋空やる？イコさんだいぶ待ったで？」

「Aは変わらずにんきだな」

「飛鷹、氷見が連れてこいと」

「(人１)、水上ingと将棋やってみない？」

「Aー、今度ここのパフェさ」

「Aさん！」
「飛鷹ちゃん」
「Aー！」

『ここまで来たらもう開き直って顔面偏差値たかたかなボーダーでハーレム築こうかなって』

「当初の心意気はどうしたんだい」

「まあ、好かれてるぶんにはいいだろ。大人しく人気者しとけ」

「いや、普通に喋ってるけど寝て？会話おかしいよ？」

―――
二徹エンジニア達＋大人たち