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立花「じゃあ俺と近ちゃんは行くから」

と言うと、お金を机に置いてすっと立った、


潤「あれ?一緒に回んないの?」

立花「いいからいいから、お前超人気声優様なだけにこういう風にデートする機会ないだろ」

近藤「あ〜〜〜...いやでも今日は身バレしてるよ?」

潤「そうそう、服でバレてる」


そういうと、タチはカバンから袋を取り出した。多分服のブランドの袋。

おいおいマジかよ、出来すぎかよこの男。惚れたわ。


どうりでこんな大きなカバンで来てるわけだわ。というか普通はクソ無駄じゃんこれ。まじか。イケメンだわ。


潤「神かよ。今度飯奢ります」

立花「お、わかってんじゃん。ほら早く着替えてきな」




ラフっぽいけどちゃんとイベント仕様だった服からガチラフで傍から見たら誰かのお父さんみたいな感じの服装に。ついでにサングラス。



Aに言われた通りお店の前で待つ。

俺も着替えてたからか案外すぐ彼女は来た。

A「潤ちゃんお待たせ!ごめん時間かかった。待ったよね?」


と、俺を気遣ってか小声で言う。

潤「全然大丈夫。可愛い。」


A「ん、んもぅ。やめてよね。.....。ん?服、変わった?」

潤「そうそう、タチからプレゼント」

A「あれ?そう言えば立花さんと近藤さんは?」

潤「2人でまわってる」

A「...。もしかして気ぃ使われた?」

潤「そういうこと」

ほっぺに両手を当てて、ほっぺの熱を手の冷たさで冷やそうとしているのか、顔を隠そうとしているのか、とにかく可愛い。


A「は、恥ずかしい。立花さんこのことを見込んで...でも」

そういうと、きゅっと俺の右腕に両腕で巻きついてきた。

A「ちょっとだけ、期待、してた.....潤ちゃんと2人で、回りたかったし。えへへ」


うーん、天使。

家でのラフな感じも可愛いけどこう、外に出る格好でメイクもしてるとなると普通に顔がいいから普通に死亡。


俺のが身長高いから無条件で上目遣いだし。







クソ尊い。彼女がこんなにも可愛い。


A「マスク、付けないの?」

潤「不審者と歩いてたよあの人って言われてもいいの?」

A「.........。できるだけ人目につかないように、喋んないようにしよ」

そういうと少し悲しそうな顔しつつ、とても接近してくる。





甘えただ。可愛い。

潤「クレープ食べいく?」

A「行く!」

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作者名:めると | 作成日時:2019年7月16日 22時

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