２５ ページ4
舞香「私の話は特にないよ」
瑞希「ヒロト」
舞香「ヒロト？」
瑞希「許嫁なんでしょ？」
舞香「でも･･･私には他に好きな人がいるもん。ヒロトには悪いけど、結婚とか･･･おつきあいからでも、男子として見れない」
瑞希「･･･好きな人、誰？」
舞香「ひ、秘密･･･」///
瑞希「俺言ったじゃん。君も言ってよ」
舞香「え･･･」///
瑞希「ねっ？名前は言わなくて良いからさ。どんな人なの？」
舞香「･･･クールで、無愛想だと思ってたら意外と自分に似てる人」
あまり似てはないけど
瑞希「･･･ふーん。動機は？好きになった動機」
舞香「･･･一目惚れよ」////
瑞希「！」
舞香「一目惚れ･･･凄くかっこよかったんだもの」
瑞希「顔で決めるの？」
舞香「ううん。なんとなく･･･この人優しいなって思って･･･。でもでも！今は、ちゃんとその人の魅力分かってて好きだから」
瑞希「･･･ふーん」//
舞香「凄いもてるんだよ！?」
瑞希「そうなんだ。じゃぁ可能性はそこまでないんじゃ･･･」
舞香「絶対叶わない恋だけど、諦めたくない」
瑞希「！！！」//
舞香「そう、初めて思えた人なの」
瑞希「･･･そっか〜。･･････俺がその人だったらいいのになぁ･････････」
舞香に聞こえない様にボソッと呟く
舞香「？ごめん今なんて？」
瑞希「なんでしょうか。クエスチョン！」
舞香「わっかんないよ！」
瑞希「一生教えない」
舞香「意地悪」
瑞希「何とでも」
舞香「･･･ふふっ」
瑞希「？」
舞香「こんなに話したの初めてだね」
瑞希「言われてみればそうだね」
舞香「なんかいいね･･･。アニメの世界に入り込んじゃった気分」
瑞希「･･･確かに」
花園に囲まれている
それも、とっても綺麗な花たちにだ
ここで、好きな人と一緒に色々なこと話すんだ
舞香「良い匂いだね」
瑞希「なっ。小さい花園なのに、大きく感じる」
二人は見つめ合う
「･･･」
次第に、二人の唇が近付き・・・・・・・・・・
「舞香と瑞希君じゃない」
「バッ！！」/////
舞香「え、絵里！?」/////////
瑞希「なんでここに」
工藤「いやあっち飽きたから、ここに来ようと思って」
瑞希「俺しか知らないと思ってた」
絵里「お邪魔だったかしら」
舞香「全然！?そろそろチャイム鳴るから私先に戻ってるね！！」////
瑞希「あっ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：k | 作成日時：2017年4月9日 19時
