9 ページ10
「はぁ……。」
憂鬱な気持ちで無一郎と私の屋敷に帰ってきた。
「絶対桃菜さんが作ったふろふき大根美味しいじゃん…。」
私はいつも焦がしたり味噌煮込めてないし、煮込みすぎたり…
嫉妬って言うのか…な。
「あー考えても仕方ないなっ!頑張ろう!如月Aっ!」
両手と両足を曲げてガッツポーズをとった、
「痛ったっあッ!!!」
小指を思いっきり角にぶつけた、
「くっ………」
小指を抑えた。とりあえず痛い。ジンジンする。
こんな時無一郎が居たら、A大丈夫?とか言ってくれるんだろうな。
「こんな馬鹿な母親でごめんね…」
お腹の中の赤ちゃんに向けてそう言った。
「出産か…ちょっと怖いかも…。」
お腹をさすった。まだ膨らんでいる感覚は無い。
「絶対私が守るからね…っ!一応柱だし!」
.
『ただいまー』
「むっいっちろー!おかえり!」
無一郎の元へ駆けた。
『はい、任務頑張ったご褒美。』
「いちご大福!流石無一郎!」
『でももう無理は禁物だよ。』
「はーい!」
『まぁ、僕がAを守るから、』
「ありがとう…っ、」
無一郎のその言葉が凄く嬉しかった。
「無一郎大好きだよ…!」
『知ってる…。』
無一郎は右の頬に手を伸ばし、左の頬にキスをした。
『次は…唇だからね。』
「知ってるっ!」
ドヤ顔でカマした。
.
嫉妬なんかしてられない!
(単純)
任務があるから頑張ろう!
961人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リィ(プロフ) - 誤字報告:30のとこの真ん中あたりなんですけど桃奈さんの表記が100になってました。 この小説すっごく面白くて大大大っすきです!!!こんなに面白い小説を書けるとか…!すっごく尊敬します!!! (2021年9月25日 20時) (レス) @page32 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - 桃菜って極端な悪女やないのがええよな。料理うまいし (2020年8月4日 6時) (レス) id: 512ac191f6 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス - 作者さん、31の話って本当に時透くん何もしてないんですよね!?ちょっとびっくりしちゃって。。桃菜さんいい子だと思ってたのに。確かに同じ気持ちになったことあるから凄い分かるんだけれども。 (2020年7月8日 2時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス - 19話涙出てきたんですけど。桃菜さんどうしてくれるのよ。顔面にパンチをくらわせてやりたいけど……。ねぇ?紛らわしいことしないでよ、馬鹿野郎。 (2020年7月8日 2時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
つゆか - 桃菜ちゃん普通に好きだけどなぁ (2020年7月6日 3時) (レス) id: 1084582c74 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆらぎ | 作成日時:2020年3月19日 17時