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時透無一郎目線
今日は甲の隊士と一緒に任務だったっけ…。
少し手強い鬼なのかもしれない。気を引き締めよう。
?「こんにちは!」
背後から誰かに話しかけられた。
?「愛想桃菜と言います。今日はよろしくお願いします!」
『うん、俺は時透無一郎…。』
愛「時透さんって、柱なんですか?」
『霞柱。』
愛「すっごぉい!」
大袈裟に喜んでいる。そんな事よりも早く任務に向かわないといけない。
愛「私の事桃菜って呼んで下さいねっ!」
『分かった。桃菜ね。』
愛「ありがとうございますっ!」
愛「無一郎さんっ!早く行きましょうっ!」
『うん、』
なんか、Aと似てるような似てないような…感じがする。
凄いグイグイ来るな…。
.
今回の任務は山だった。
鬼の数は少ないものの一人一人は、
血鬼術を使う厄介な鬼だった。
桃菜は目立った外傷は無かった。
あと数体狩ったら任務は終わる。
一刻も早く終わらせたかった。
『桃菜っ!後ろ!』
二人とも油断していた。
愛「!?」
『っ………、』
桃菜を庇った。肩をグサリと刺されて、鈍い痛みが走る。
愛「無一郎さんっ!ごめん…なさいっ!」
『いい。早く首を斬って。』
愛「はっはい!」
桃菜は苦戦しながらも首を切った。
.
愛「ごめんなさい本当にごめんなさい!」
『いいよ、早く下山する。』
愛「包帯巻きます!」
『ん…ありがとう。』
桃菜に包帯を巻いてもらった。
愛「無一郎さんって好きな食べ物とかあるんですか?」
『うーん、ふろふき大根かな。』
愛「そっか、ありがとうございます、」
『うん、』
愛「実は私明日から柱なんですっ!」
『そうなんだ、』
愛「仲良くして下さいねっ!」
『うん、』
新しい柱は桃菜だったんだな。
何とも言えない微妙な気持ちだな。
早く蝶屋敷に行こう。
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リィ(プロフ) - 誤字報告:30のとこの真ん中あたりなんですけど桃奈さんの表記が100になってました。 この小説すっごく面白くて大大大っすきです!!!こんなに面白い小説を書けるとか…!すっごく尊敬します!!! (2021年9月25日 20時) (レス) @page32 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - 桃菜って極端な悪女やないのがええよな。料理うまいし (2020年8月4日 6時) (レス) id: 512ac191f6 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス - 作者さん、31の話って本当に時透くん何もしてないんですよね!?ちょっとびっくりしちゃって。。桃菜さんいい子だと思ってたのに。確かに同じ気持ちになったことあるから凄い分かるんだけれども。 (2020年7月8日 2時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス - 19話涙出てきたんですけど。桃菜さんどうしてくれるのよ。顔面にパンチをくらわせてやりたいけど……。ねぇ?紛らわしいことしないでよ、馬鹿野郎。 (2020年7月8日 2時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
つゆか - 桃菜ちゃん普通に好きだけどなぁ (2020年7月6日 3時) (レス) id: 1084582c74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらぎ | 作成日時:2020年3月19日 17時