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時透無一郎目線


Aが胡蝶さんを呼びに行った。




自分の腕に巻かれた包帯を見た。






Aを守るって決めたのに。




俺が怪我してどうするんだろう。




『情けない…なぁ。』




まだまだ未熟だ。下弦に怪我させられるなんて







桃「無一郎君っ!」




扉が開いて桃菜が来た。





『桃菜…。』







桃「良かったっ!!!」









桃菜は急に抱きついてきた。









『ちょ、桃菜苦しい。』









『心配かけてごめん。』







桃「よかった!」








桃菜は抱きついてから離さない。







そんなに心配かけてたなんて。









『桃菜…暑い。』






桃「熱っ?」


『…分かんないけど。』



僕ははき捨てるようにそう言った。







『!?』



桃「測ってあげる。」



そう言って額を合わせてきた。







桃「熱は無いみたいだね!」



少し微笑みながらそう言った。








その瞬間、扉が開いた。








「無一郎ー!!!桃菜さーん!!!」






Aが来た。









し「二人共何してるんですか…。」







最悪だ…。最悪のタイミングだった。







『A勘違いしないで。これは…。』




桃「無一郎君の体温を測ってたんですよ。暑いって言われたから。」







し「そうなんですね!てっきり何かしてるのかと思いました。」







Aは俯いていて悲しそうだった。







『する訳無いじゃん。俺にはAしかいないし。』









ごめん。A、









「…ッ!!!ゲホッ!!!」





『Aッ!!!』





突然倒れた。




体調が悪いって言ってたのは、これ…。









胡蝶さんと一緒に廊下に出た。







A。守れなくてごめん。








もっと強くなってAを守る。

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リィ(プロフ) - 誤字報告:30のとこの真ん中あたりなんですけど桃奈さんの表記が100になってました。 この小説すっごく面白くて大大大っすきです!!!こんなに面白い小説を書けるとか…!すっごく尊敬します!!! (2021年9月25日 20時) (レス) @page32 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
みれい(プロフ) - 桃菜って極端な悪女やないのがええよな。料理うまいし (2020年8月4日 6時) (レス) id: 512ac191f6 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス - 作者さん、31の話って本当に時透くん何もしてないんですよね!?ちょっとびっくりしちゃって。。桃菜さんいい子だと思ってたのに。確かに同じ気持ちになったことあるから凄い分かるんだけれども。 (2020年7月8日 2時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス - 19話涙出てきたんですけど。桃菜さんどうしてくれるのよ。顔面にパンチをくらわせてやりたいけど……。ねぇ?紛らわしいことしないでよ、馬鹿野郎。 (2020年7月8日 2時) (レス) id: 2a7c012e78 (このIDを非表示/違反報告)
つゆか - 桃菜ちゃん普通に好きだけどなぁ (2020年7月6日 3時) (レス) id: 1084582c74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆらぎ | 作成日時:2020年3月19日 17時

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