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ページ25

不死川実弥目線

『クッソォ…。』

『どうしても…あいつを意識してしまう…。』

あと3日もねェ。どうすればいいんだァ?



あんな態度取っちまうんだよなァ…ごめんなA。









「師範!料理が出来ましたよ!」

『おう…』

美味しそうなご飯が並べられる。いつも以上に豪華だった。


美味そうだァ…、早く食いてェ。

「いただきます」

『いただきます』

俺は手を合わせて具材をとり始めた。









しばらくの間会話がなく静まり返っていた。


「美味しいですか…?」

Aが話しかけてきた。顔を見ると少し悲しそうな顔をしていた。

『ん…』

「良かった…!」

Aはにこりと笑った。

『…………!』

可愛いすぎんだろォ……。









「あんな事言わなきゃ良かったな……。」

『どんな事だァ?』

「あ!いえ!なんでもありません!」

少し動揺していた。

『そうかァ。』






「ご馳走様でした」

『ご馳走様でした』


ご飯を食べ終えた。




「師範…お風呂に入ってきます。」

『おう…。』

Aはお風呂場へ向かった。









『クッソォ!どうにかならねェか!』

『Aごめんなァ。』

Aをどうしても意識してしまう。

何ともないように接してくれて。

あいつを困らせちまった。謝ろう。









.









40分後

『まだ風呂上がんねェのかよ!?』

いつもなら30分弱で上がっていたけど、なかなか上がってこない。

『まさかッ!?』

バッと立ち上がり風呂場へ駆け抜けた。

『いねェ……。』

窓が少し空いていた。

『あいつ…外にいるのかァ。』

『早く見つけ出すぞォ…。』

Aが畳んでいた羽織を片手に窓に飛び乗った。






『あいつ…こんなさみィ中行ったのかァ。』

口から白い息が吹く。

『早く…Aを探す…。』






嫌われててもいい。


Aが必要なんだァ。

。→←。



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むいくん大好き人間 - とても泣けました!私、涙もろいので、こういうお話すぐに泣いちゃうんですよ。 ゆらぎさん、新作、できるの楽しみにしています!!頑張って下さい!! (2021年4月29日 22時) (レス) id: 585e9768a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - 名無しさん» すいません、過去編終わって、夜だからまだ三日あるので、三日にしときました!ご指摘ありがとうございます! (2020年1月27日 22時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 最新話かあと三日になっています (2020年1月27日 6時) (レス) id: a5eb40352a (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - ヒナさん» そう言っていただき嬉しいです!ありがとうございます!!! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - あれ、涙が( ノД`)…とても良いお話しっ!更新頑張ってください!応援してます! (2019年12月30日 23時) (レス) id: fe45ff59f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆらぎ | 作成日時:2019年12月14日 19時

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