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羽織を掛けてもらいたい! ページ2

1年前、夕暮れの空の下で無一郎から告白された。

『Aといると凄く楽しい。』
「私もだよ、無一郎!」
『だからさ、付き合って。』
「よっ喜んで!こちらこそよろしくね、」









つ、ま、り、付き合って1年!
「ね〜無一郎!私達付き合って1年経ったよ、」
『うん。そうだね。』

はっ反応が普通すぎる…。

「1年前の事覚えてる?」
「ご飯食べに行った帰り道に付き合ったんだよね〜!あの時は本当に……、」




『話が長い。僕向こうの部屋にいくね。』
そして無一郎は、立ち上がり隣の部屋に行った。









「………………。」
何ぃ!?その反応…悲しくなってくるよ。
確かに私も語りすぎたけどさ、無一郎が悪いよね!!!




はぁ……。今日の夜警備しないといけないんだった。









「警備に行ってきます…。」
バタンとドアを閉めて外に出る。


「さっ寒…。一気に冷え込んだよね…。寒い。」

無一郎…素っ気なさすぎだよ!そこもいい所だけど、









北風がビュービュー吹き荒れる。


道のど真ん中で丸くなってます!Aです!
寒すぎて頭がおかしくなったかも。


「寒すぎぃ…羽織を取りに1回家に戻ろう…!」









バサッ!
「えっ!?」
『そんな所で丸くなって寒いんでしょ。』
『すぐに見つかったよ。』

「無一郎!?」
探しに来てくれたんだ!

『羽織家にあったから。』
「ありがとう!!!」









私の肩には綺麗な桜をモチーフにした羽織がかかっていた。
「え!?これ…。」





『今日で1年経つから。それ、プレゼント僕が縫ったんだ。』
『いまさっき縫い終わった。』
ニコッと微笑む無一郎。




「……ッありがとう!…無一郎!」
『A?何で泣いてるの?』
「な、なんも無い!この羽織ぬくいね!」
『うん、ほら、早く警備場所に行こ?』



手を差し出してきた。




その手を握り、2人で歩いた。

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九狐 - 久々に覗きに来たらデートが見えて「フーン…」え?……「まてまてまてまて!!見なくてわ(;・∀・)」ってなってしまった笑笑 (2019年11月19日 0時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - スイカバーさん» そうですね!!! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
スイカバー(プロフ) - むいくん尊い……! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 39f931cf5e (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - 九狐さん» どうぞどうぞ笑!!! (2019年11月17日 9時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
九狐 - キュン死して宜しいですか?笑笑 (2019年11月17日 6時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆらぎ | 作成日時:2019年11月16日 22時

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