上弦零 ページ47
「はぁ……。」
小さなため息をつきながらも、
今日も任務に向かう。
あれから何度も何度も鍛練を積んでも全く
力を取り戻せなかった。
もう理由は決まっている。
愛羅さんだ。
「自分から呼び出しといて、論破されて…。」
「自分って馬鹿みたい。」
そう言って空に愚痴を嘆く。
「………。」
どこからか気を感じる。
凄く不思議な気を…。
.
少し警戒しつつも町へ足を踏み入れる。
お館様の家から少し離れた所にある小さな町。
前よく行っていたのを覚えている。
「あっ、」
あまね様とよく話していた場所があった。
ここの和菓子美味しかった…。
あまね様とまた行きたいな。
凄く懐かしい気持ちになってくるなぁ…。
「………ヤバッ!!!」
後ろから凄い気配を感じた。
今にでも背後に感じるどんよりとした気。
___早いっ!
「っ!?」
「んっ!!ぐっ!?」
首を誰かから押さえられる。
?「そのような事はもう二度とない。」
誰っ?
首がくるしい。
ぼやける目を少し見開く。
「え………。」
「嘘っ……。」
目には上弦零の文字が宿っていた。
「___上弦…零っ?」
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ゆらぎ(プロフ) - ごめんなさい!更新したのは、21話を何故か非公開にしてたからです!ごめんなさい!!! (2020年2月11日 23時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - 有栖さん» ありがとうございます!!!頑張りますっ! (2019年12月1日 14時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
有栖 - 好きです。次の更新待ってます! (2019年12月1日 7時) (レス) id: 93041bcb8e (このIDを非表示/違反報告)
九狐 - いきなりむちゃくちゃ悲しい…ヤダーーーー( TДT)ダバー (2019年11月20日 7時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - にゃんこさん» ありがとうございます!!!私もむいくん推しです!頑張ります!! (2019年11月17日 9時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらぎ | 作成日時:2019年10月18日 22時