ア イ ノ カ タ チ 。【時透無一郎】

零 ページ36

宇髄「上弦零ってどう言うことですか！お館様！」
甘露寺「上弦零！？」
愛羅「……嘘…。」
不死川「上弦零だとォ？ぶった斬る！」
煉獄「うむ！」









『……！？』
流石に時透さんも驚いてた。








お館様「無惨は、焦って新しい鬼を作ったんだね。」
愛「許せない……。」



無惨の首を早く斬らないと…。



お館様「珠世からその鬼の詳細が届いたんだ。」
上弦零の能力って…。何だろう……。






お館様「鬼の名前は永魔。血鬼術は、永遠に夢の中で悪夢を見させる。」

悪夢を見させる……か。上弦壱よりも強いのかな…。

甘露寺「怖いわ……。」
伊黒「安心しろ甘露寺。俺が奴の首を斬る。」
甘露寺「(伊黒さんカッコイイわ〜きゅんッ！)」






いずれ戦う日が来るのかも。









お館様「戦闘は避けたいけど、気をつけてくれ。」

「「「「「「御意。」」」」」」

皆一斉に声を揃えた。私は、聞こえないフリをした。









お館様「では各自解散。」
お館様は、部屋から出ていった。
私は、心の整理が追いついていない。









まだ誰も帰っていない。沈黙が流れている。




煉獄「うむ！これからどうしよう！」
悲鳴嶼「南無阿弥陀仏…戦うしか無いのか。」
しのぶ「毒は効くのでしょうか？」
愛羅「首斬っても死ななさそう…。」
宇髄「首斬ったら死ぬんじゃないか？」
愛羅「うーん？」

皆戸惑っている。



伊黒「松島手の傷は、どうした？」

愛羅さん……どう答えるんだろう。

愛羅「あ、これAさん達と任務の時ぶつかった時
たまたまAさんの刀があたってしまって。」






＿＿＿＿え？ん？はい？
頭が混乱する。








「…………は？」
無意識にその言葉が口から発されていた。
どうしよう、やばいいい！耳聞こえないフリするのに。




















伊黒「またお前か、前にも同じ事やったよな？」
あ、あれか。お館様のお部屋に呼ばれたやつかな。

やってないって言えば済むけど…。此処は喋らないでおこう。

ぐっと感情を無にして、手の拳を強く握りしめる。

伊黒「十二鬼月にも勝てないお前がそんな事やっていいと思うのか？」
「「「「「！？」」」」」
皆驚いた顔している。









違うよ……。皆。

勇気→←至急

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