ア イ ノ カ タ チ 。【時透無一郎】

不死川さん ページ31

退院して３日が経った。
大分身体が慣れてきた！

よし！もう少し走ろう。









「雨が降りそう…な予感。」







ﾎﾟﾂﾎﾟﾂ。
やっぱり降りだした。



ｻﾞｧｧｧｧ!!!
「！？」




いきなり！？
夕立だと思うし、少し雨宿りしよう。








.









？「…ｸｩｰ…ﾝ。」









どっかからか声がする…。








「ｸｩｰ…、」









左からかな…早く行こう、









「え！？」

「うそ！！」
そこには犬がいた。
小枝に脚が縺れて痛いんだね…。血が出てる。

首輪もちゃんとされてるし。どっか飼い主のかな？
あそこのお店の犬かな…？とりあえず雨降ってるし、早く助けてあげよう！









小枝を手でおって、脚を解放してあげた。
「これでよし！良かった…。」
後は応急措置だね…。









「ん…ちょっと…。」
何かの気配がする…。









.









「ゲッ、不死川さん…。」
後ろには不死川さんがいた。これで
最悪だ。不死川さんは、いつも怒っているし
睨まれたとき怖い…。









「…こんにちは。」
不「よォ。此処で何してんダァ？」
怖い…。けど話すしかないよね。キレるとめんどくさいし。









「この犬…。小枝に脚が縺れていて…」
「血が…。」









不「お前服汚れてんじゃネェか。」


「あ、服より犬の方が大事だから…。」

何を聞かれるかと思ったら…。
結構優しいけど怖い。









不「オィ貸せ。」
「はっ…はい。」
怖すぎて思わず渡してしまったけど…犬大丈夫かなぁ…。不安。虐待とかうけないかな。
心配になってくる。






「さよう…なら。」


不「おぅじゃなあ。」



犬を抱えて後ろを向いて歩きだす。
バイバイわんちゃん…。




不「あんがとよ……。」


「！？」
え！？お礼言われた…。
怖い…。

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不死川さんの口調難しいですね…。
おかしくなってるかも…。

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