霞柱の継子ちゃん

ー弐拾肆ー ページ27

「こんにちは！時透さん！」
やっと時透さんに会える…。
早く時透さんと稽古がしたい！
『A遅かったね。』
「宜しくお願いします！」









稽古する建物の端っこに倒れている人が大勢いた。あぁ…時透さんのしごきに倒れたんだね…。









あんまり時透さんも機嫌が良くないみたい。
『なんでそんなに弱いの…？』
この前鬼殺隊の質が悪くなっているとか言ってたよね…。
うーん…。どうしよう。









『A早く来て。』
「はい！」
とりあえず時透さんに本気で挑むだけだよね。



桜ノ呼吸…漆ノ型、百花繚乱！
美しくなおかつ早く舞う技。連撃技、


これならどうだっ！



霞ノ呼吸…参ノ型、霞散の飛沫！


「うわぁ！」
弾き返された…。凄いなぁ…やっぱり時透さんは








『A。』
「はい！？」
ビックリしたー時透さんに急に話しかけられるんだもん…。
『呼吸使ったら体力持たないよ。』
「そうです…ね？」
呼吸を使わなかったら長い時間時透さんと
稽古できる！よっしゃ！やっぱり優しいな…時透さんは。









「よし。頑張ろう、」

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