JUMPの紅一点はやや男勝りな子でした

おそろい ページ27

今日は全員揃ってのダンスの練習で、
来た人からレッスン室に集まっていた


｢おはよ〜｣


伊｢おはよ〜！｣

有｢あ、Aおはよ〜！｣


｢伊野ちゃん、大ちゃんおはよ〜｣


私より先に来てたのは
珍しい2人組


有｢あれ？A、レッスン着変えた？｣


｢あ、うん、かっこいいっしょ？｣


有｢おう、いいじゃん｣


｢ありがと｣


伊｢でもさ、なんか、Aっぽく無くね？｣


｢あぁ、それは…｣


知｢おはよ〜｣


有｢知念おはよ〜！！！｣


伊｢おはよー｣


｢おはよう侑李｣


普段着てるレッスン着は結構白色のものが多いんだけど、今来てるレッスン着は黒色に赤のラインや柄が入ったもの


さり気なくブランドキャラの絵が描かれてて、かっこいい中にも可愛さがあるというか

そんな感じ


この前侑李の誕生日プレゼントを選びに行った時に見つけて、涼介とお揃いで買ったもの


でもまるっきり同じものでは無くて、
涼介のは黒色に白のライン
キャラクターも私より大きく目立つように描かれているかっこいいヤツだ


昨日涼介に
｢明日のレッスンで着て、メンバーに自慢しよ〜♪｣
ってお願いされ、着てきたんだけど


涼介まだ来てないし、
伊野ちゃんと大ちゃんにも言いそびれたなー…


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山｢はよっ｣


涼介が来たのはそれから暫くした後だった


｢おはよ〜｣


山｢着てきた？｣

｢あぁ、うん

ちょっと寒かったから上着羽織った
でも中に着てる｣

山｢ふ〜ん｣


｢さっき、大ちゃんと伊野ちゃんがこの服いいねって褒めてくれたよ｣

山｢そっか笑

あ、じゃあ、アイツらに俺のも見せてこよっかな｣

｢気付くかね｣

山｢流石に気付くっしょ｣


｢あ、そうだ

侑李喜んでくれたよプレゼント
選んでくれてありがとね涼介｣

山｢おー、そりゃよかった｣

｢今度なにか奢るよ｣

山｢別にいいって笑

俺も買いたかったもん買ったし
それに、Aとお揃いの物も買えたしね｣

｢んー、納得いかん｣

山｢俺が良いっていってんだろ？w｣


じゃ、行ってくるわって涼介は私の元を離れ、大ちゃん伊野ちゃんの方へ

自慢したいんだって

私とオソロをそんなに喜んでくれるなんて、
素直に嬉しいなって思ったり

ちょっと照れくさいけど笑

メンバーとのお揃いとか、なんとなく避けてきた
でも、偶には…いいかもしれない


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そのあと伊野ちゃん達に問いただされたのは言うまでもなかった

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