Daily【中村悠一】

22 飴ちゃんください ページ22

これは私がトイレからリビングに戻ってきた時の事件だ。


A「あ！！あああ！
私が信長くんからもらった飴ちゃん食べてる！！」


中村「あ？」

机の上に置いてある、飴ちゃんの包み紙は確かに私が信長くんからもらった飴ちゃんのもの。


A「そのマンゴーの飴ちゃんは食べたかったのに！！」


中村「こんな所に置いておくからわりぃの
今度から気をつけなさい」


A「……うぅ」

子供に言い聞かすように言ういいお声の悠一くんに逆らえるはずもなく、諦めてソファーにうつ伏せる。

信長くんが「これ！美味しいんですよ！」ってすごい勢いでくれた飴ちゃん……
ごめんね、たべてあげられなくて……


中村「A、上向け」


A「ん？」

体を起こして声が聞こえる方に顔を向けると


A「ん゛っ？？ ちゅ……ん」


中村「んっ…………」


悠一くんの舌と共にころん、っていう音がしてさっきまで悠一くんが舐めてたはずの飴ちゃんが口に入ってくる。



A「……んっ」


唇と唇が離れると悠一くんは満足したようににやっと笑ってトイレ、と言って部屋から出ていった。



A「……甘。」




口の中は甘いし顔は熱いし心臓の動きは早いし悠一くんはかっこいいし！！！！！なんかもう、、忙しい

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