闇が青い世界に来た『化け物』のお伽噺【新旧双黒】 (ページ3)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:16,074 hit

Red 3 ページ3

中原中也side

其の後は太宰がウザい←

太「ねぇ～。彼の女の子・・・。あんな口調だったけど
可愛くなかった！！！。」

と、云う発言が一時間位続いている
そろそろ、限界なんだが

「だぁーー！！！。五月縄ェ！！。さっさと報告書を書け！！！。
・・・
まァ、其の"可愛い"の部分は認める」

ん？。
今、俺は何を口走った？
本音を云っただけだからな・・・。本当だぞ！
確かに彼の眼帯を付けた少女は
俺よりも身長が高いのは気に食わないが
姿が綺麗だ
肌が白くて・・・俺等と同い年かは知らねェが
大人の色気を少し持っている
手が細くて俺なら直ぐに折ってしまいそうだ

太「今・・・彼女の事を考えたでしょ？。
残念だけど、
彼女は私の物にさせるから君は指を加えて見てい給え」

「ハッ、太宰。宣戦布告とはなァ・・・
彼奴は俺が可愛がる
誰が手前に渡すかよ」

太「中也の癖にねェ・・・。私に敵うかな？。
君は女の子の扱い方を考え直した方が良いと思うよ？」

糞ウザい←
彼の女は俺の物だ
俺等二人は黒い笑みを浮かべて居た

☆;.+*:ﾟ+｡.☆;.+*:ﾟ+｡.☆;.+*:ﾟ+｡.☆;.+*:ﾟ+｡.☆
つばさside

寒気がする
彼の包帯男と帽子を被った低身長が噂を流しているのだろう
私は・・・あんな奴等の手下や下僕となるなら・・・

逃げ切ってやる

目の力が有る限りは安心が出来るが
同じ力が彼奴等に有るとすれば・・・
私の身も安心できない
ならば、私の截拳道《ジークンドー》で・・・

【にゃァ～】
黒猫だ。私は可愛いものには目がない

「可愛いな。御前は・・・(ﾆｺ」
癒される先程の黒い気持ちがどんどん晴れていく
なら、会話をしてみたい
「目を・・・盗む」

【僕の言葉が判るのぉ～】
「嗚呼。御前の世界を知りたい。私に教えて欲しい。良いだろ？(ﾆｺ」

其の後は此の黒猫から沢山の事を学んだ
猫はこう生活をするや何を食べているか
【僕は人間の世界を知りたい。ついていってもいい？】
「構わない。良いぞ、名前は？」
【レイ。宜しく！。貴方は？】

レイ・・・か。
格好いい名前だな。
「格好いい名前だな。私は・・・つばさ。」
と、云うと彼、レイは私の肩に乗ってこう云った
【宜しくねぇ～。つばさ！】

勿論彼は"にゃァ～"としか話していない
私にしか彼が思っている言葉は判らない

「～♪。此所に来て初めて徒もが出来たな♪」
と、少し嬉しさを噛み締めながら歩いていた

悪魔達が忍び寄っているとも知らずに

？「・・・」