ヨコハマに、吸血鬼現る！！。【文豪ストレイドッグス】【新旧双黒】 (ページ38)

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赤が二十四つページ38

太宰治side

先ずは入社試験だけど・・・。
つばさちゃんの行動力と思考力が、試される場所だ。
一見は普通な子だけど・・・
尋常じゃないほどに可愛い事はさておいて←

でも、分類的には・・・
人じゃあ無いからね。如何やって・・・ナオミちゃんに辿り着くのかな？。

でも、人じゃあ無くても
思考は一緒なのかな？。一番其処が不可解だ。
今は、兎に角。

「情報は、結構出てきていてね？。谷崎君が、周りに聞き込みをしていてね。
目撃者が多数居るみたいだ。」

相槌を打って考え込むつばさちゃん。
只の天使でしかないんです(鼻血

貴「・・・何人ですか？。人数によっては僕と黒羽でしますが？。」

「一人で、らしいね。探偵社は、人から恨まれるような仕事も時々するからねェ。」

すると、スッと暗い表情を一瞬見せるつばさちゃん。
彼女の過去には何か有るのだろうか？。
乱歩さんに聞けば！！。

貴「乱歩さん、場所の特定は出来ませんか？。僕の頭は乱歩さんに
劣るるので、御願いします。」

すると、乱歩さんは納得したように頷いて

江「流石はつばさちゃん！、もしかしたら・・・

太宰と同じ思考力かも知れないね！。」

「其れは其れとして・・・。
ナオミの居場所は？。僕が助けに行きます。」

凄いオーラが、する。
誰にでも解るような殺気と、何かに対する敵意？。
流石の私でも
驚きを隠すことが出来ない。
きっと、今の私は目を見開いているんだろうね。

江「・・・此処。つばさちゃん一人で充分だ。」

すると、つばさちゃんは

―――――両手を後ろに回してこう云った―――――

――――――――――――――――中谷つばさ今から谷崎ナオミを、奪還して参ります――――――――――――――――――――

男で有る私が云うことかは判らないけど・・・
其の凛々しい顔で云われた表情はとても、

格好いいと、思わされてしまった。

何処かの訓練された人達みたいだ。
マフィアでは無い、違う組織の・・・

江「女の子なのに・・・格好いい台詞を、云うねつばさ。

つばさ・・・君は・・・
僕の推理では判らないけど・・・。

如何やって敵を倒すの？。」

「私も其が一番聞きたいよ？。つばさ・・・
君は、腕力が無いのに如何して倒すのかい？。」

貴「僕は、足に力が有ります。其れで・・・
敵を排除させていただきたいです。」

すると、何処からともなく電話が私達を呼んだ。
私は
計画通りだな。
と、確信を持って電話に手を伸ばした