はち ページ10
月日たって入部届を提出し、高校生活始めての部活
「に゛ゅ゛う゛ぶがん゛じゃ゛！！！！！！！！！！！！！！！！！！」
なんということでしょう。
先輩から土下座されているではありませんか。
「あ、あの…だ、大丈夫ですか…？」
「ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます…」
「えっと…その…いや…あのぉ…？」
「頼まれたの持ってきたぞっ………は？？？？？？………うちの部長が迷惑を……！！」
「いやあのな、なな…
何にもしてませぇん！！！！！！！！！！」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
かくかくしかじかしかしかのすけ
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「このバカが申し訳ない…！」
「いや大丈夫です〜…全然。」
この先やっていけるかもっと不安になりはしましたが。
「俺は副部長の名取だ。よろしく頼む」
「副部長…！よ、よろしくお願いします…！」
「わっ、私は篠村ね…よろしく…」
「篠村部長！！」
「…そおなの〜！！私篠村部長なんだぁ〜！！！！」
「…部長って呼ばれて嬉しいみたいだ…時間が経ったら落ち着く」
「は、はあ…」
お、おかしな人だなぁ…？
「これが予定表な。」
一枚の紙が差し出されそれを確認する……
「…！？」
まっっっっっっったく活動日なくないですか！！？？？
いやまあ中学も週三で土日なかったけれども！！
こんなにすっっっっっっくないの初めて見ました逆にすごくないですかこれ！！！週一！！？！
「うちの部は幽霊部員が多いからな…廃部寸前だし、」
「廃部寸前！？！？幽霊部員！？！？」
「さらには顧問も部活には顔を出さないから基本2人だよな？」
「そそ…てか私三年だぞ！！！橘ちゃんのおかげで目が覚めたわ敬語使え！！」
「んで、幽霊部員は頑張って連れ戻そうというかなんというかそういうことは考えてるから…廃部にはならないと思う。せめてあと２人欲しいってとこだな…」
「なるほど…！！」
「無視は心に来るよ名取…」
「つーわけでもう早速描き始めるか。」
「無視続行かい！？！？」
「あはは…」
うん…そうだ…降谷くんも頑張ってるから…
私も頑張るって決めたはずなんだけれども…
ふ、不安であります…
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作者名：大隈カミチカ | 作成日時：2023年8月15日 17時
