よんじゅうはち ページ50
降谷side
花に挟まれる男ってなんだ…？
渡部さんわからないこと言って去ってった…
百合に挟まれる男ってなに…？
「降谷くん！！」
「あっ…橘さん」
「ありがとうございました！！！ほんとに！！！！」
…？
「あの試合！！まじで誘ってくれてありがとうございました！！ボールの投げ方とか色々勉強になりましたし運命的な出会い…….いや本当に感謝です！！ありがとうございました！！」
運命的な出会い…？
「えっああ…よ、よかった…」
「また機会があれば是非！！失礼します！！」
「…あっうん。じゃっ…」
去ってった…
運命的な出会いってなに…？？
えっ、彼氏できた…？(なにもわかっていない)
もしかして野球部の中に彼氏できたりした…？
いや、えっ、そ…そんなことある…の？
「どうしたの降谷くん。手震えてるよ。」
「えっうそ」
「いやいや本当。なんかあった？？」
「…なにも僕は起きてない」
「僕は？」
小湊くんなの…？？？？彼氏＝小湊くんだったりするの…？いや、でも、えっ、そう？？
「…あのさ…」
「ん？」
「さっきなにがあったのか教えてもらっていい？」
______
小湊くんに説明してもらった。
「そんなことが…」
「運命的な出会いは勘違いするね。」
「うん…」
吉川さんが運命の出会いか……よかっ…
ん？？？
なんでよかったって思ったんだ僕。
前も同じことあったっけ…
手紙…のときも、僕、…？
なんでほっとしてるんだろ…
………本当に、なんで…
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作者名：大隈カミチカ | 作成日時：2023年8月15日 17時
