怪物投手と貧弱美術部【降谷暁】

よんじゅうに ページ44

「都立米門西高校…」

降谷くんから送られてきたメール。

都立米門西高校が対戦相手だそう。

『都立米門西高校が対戦相手の試合です。ピッチャーとして頑張ります((o(^∇^)o))』





可愛いなこの人。

絵文字使ってくる時点でなんなんですかなんなんですかこの…普段あまり表情変えないのに…これがギャップ萌え…？
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※なお本人は不慣れ。
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「面白そう…！」

そういえばこの前渡部さんと野球のお勉強会してきました！うちのクラスの知り合いの野球部の人達全員忙しそうで聞けなかったんですよ…

そこで大体のルールとかポジションとか知りました！

『一年が注目されるだろうな…特に降谷だろうね。あのピッチング見たけど才能の申し子としか言いようがないよ。』

『才能の申し子…』

『そう。小湊もバッティングすごいんだよ！コントロールがさすが。沢村はまだわかんないかなぁ…』





渡部さん情報通の域超えてませんか？？




「…私も頑張りますかね」

大体の構図は描いてますが、やはり私は…私の力ではこの絵は完成できないんだろうな…

ていうか、これ、私の描きたい物なんですかね…？？

もうわかんなくなってきたまずいまずい…！！


「どうしましょうか…！！このままだとコンクール間に合わないかもしれない…！！！部長め…！！部長め！！！」

…大丈夫落ち着けわたし。落ちつくことが重要なんです…落ち着け〜落ち着きたもう…





落ち着きました！！うわ自己暗示ってすごいな…！！

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