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さんじゅうはち ページ40

渡部さんの電話のはずなのに降谷くんの声が聞こえる

いやほんとに何故

『あっ』



あっ??????

今だいぶ腑抜けた【あっ】だったけどえっ生きてる?後ろから刺されてないですか???



『もっし〜Aちゃん!!』

「渡部さん!!どういうことですかえっなにこれがいわゆるドッキリってことなんですかぇぇ!!?!?」

『ちょっ落ち着いて!!』

「…」

『うわぁ!!急に落ち着くね!!!』



えっ…ほんとにどういうことですか!?えっわ、わからんわからんわからんです!!!



『いま、部活終わりに降谷と偶然会ってさ、Aちゃんに言いたいことあったんだけどリアルで言うのはずかし゛っ!!!ごめんごめんごめんて!!!オーラしまって!!!う゛ぅ゛ん゛!!!!』

おじさんのような咳払い…!えってか、言いたいこととは…?

『電話とかメールで伝えたかったんだけど…Aちゃんの連絡先知らなかったらしいから頼まれてさ…。電話か、メールしてって。はい説明終わり!自分で伝えな」

なるほど!渡部さんとはメアドとか交換してましたね!!

あとで教えようかな…

『…もしもし』

「はいもしもし!伝えたいこととは一体?」

『試合に……来て欲しくて』







うぇ??????

「えっいいんですか!?!!!?!」

『勿論。誘ったんだし…』

「うわっわぁっ!!え〜!!!やったやった!!見に行きます!!あっ今メモできるもの持ってます?」

『ある…けど』

「よかったです!!メアドと電話番号一つずつ言っていきますから、書いていただけると…」

『っ!ありがとう…!』

「ふへへっこちらに詳しいこと送ってくださいね!よろしくお願いします!練習頑張ってください!」

『うん。頑張る…ありがとう』

「応援してます〜!それでは自分これにて失礼しますね…」

『…またね。』

「はいまた〜!!」



やった!!






ちょうどネタがなかったころだから本当に助かる!!降谷くんマジ感謝です!!野球の絵描いてみたかったんですよね!!やったぁ!!
 

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作者名:大隈カミチカ | 作成日時:2023年8月15日 17時

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