さんじゅうに ページ34
「好きです付き合ってください！！！」
「丁重にお断りさせていただきます！！！！すいません！！！！」
「わぁぁぁあっぁあっあっあぅうあっっ↑↑！！！どぇえっ↑ぇえっん↓！！！！」
知らない人から告白されて振ったの？わたしですどうも！！！いやはやね！校舎裏に手紙で呼び出され、……ころ、され、ますかね…？？これ果たし状だったらどうしよう…って思ってたから告白されるとは思ってなかった！！これが青春っ…てこと！？！？
「お気持ちは受け取っておきます…」
「わぁ……優しい……」
「あとこれ家庭科でクッキー作ったんですよ。いります？」
「………？めが、女神？？？？？」
「あと先ほど私丁重にお断りさせていただいたんですけど私まだあなたのことまっっっっっっっっ………たく知らないのでお友達からお友達までってどうでしょうか。」
「希望を与えてくれる…！！女神！！」
「お友達までです。あまりあなたの異性としての魅力感じませんから…」
「上げて落とすタイプだった！！！！！！！！！」
「でもこれからお友達としてよろしくお願いしますね」
「はいっっ！！！！！！！！！」
「てなことが昨日ありまして…」
「なにそれ見たかった！！！！！！」
こういう話はお昼休みで渡部さんにすると気が楽楽の楽になりますね。
「彼氏にするっていう選択肢は？？」
「ありませんでしたね」
「くぅぅっ！！！！流石ぁ！！！！」
渡部さん痺れてる。なんで？？？る
「…っ！」
えっなんか今…なんか反応したな…
「んふふふっ」
うわニヤついた。この顔ですよ流石ですね。
……でもなんで急に…？
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作者名：大隈カミチカ | 作成日時：2023年8月15日 17時
