怪物投手と貧弱美術部【降谷暁】

にじゅういち ページ23

「終わった」

「死んだ」

「地獄」

「地獄だ青道」

「鬼め」

「鬼青道だ。」



今日は…美術部です…テスト終わった…日に部活…です。先輩のお二人は…無事、死亡です…

「つかっ…れましたね…」

「もう無理だめだ終わった大学受験やばいやばい」

「お前元から終わってんだろ…」

「は？やんのか？？名取てめーなんのか？？やっちまうのか？？おっ？？？」

「はいうざいうざい」

「ｷｨｲｨｲｨｨ!!!!!!」

部長がお猿さんになってしまった…



「Aちゃんの地獄絵くっっっっそすごいわ尊敬の意」

「いや、私なんてまだまだですよ…」

「いやほんとにすごいよ。インターネットとかにあげれば〜？」

「ゆっ、勇気がないです…」

私なんてほんとにお二人に比べたらまだまだですよ本当に、あんな綺麗な天使の絵描けるぐらいに努力しなくては…


「はいもうすぐ1時間経つね、終了しちゃおっかじゃ」

「了解、お疲れ様〜」

「お疲れ様でした〜…」

さて、帰らねば…





相変わらずすごいな野球部。

これ見てると迫力を感じる…えっ練習ですよね？？

帰るためにはいつもここ通らなきゃなんで急ぎますけど…えぇすごいなやっぱり、

あっ…降谷くんだ。

うわ

うわうわうわ…！！

うわぁ！！！えぇ！？えっすごい！！

あんな速いの初めて見たかもしれない…！

すごい！！プロ級なんじゃないかな…！？！



「あっ」



っっっっっっっっちゃいました…やっちゃいました！！！！目ぇ合っちゃいました！！！練習中なのにごめんなさいごめんなさい！！！集中切れちゃったかな！？



「…フッ」



あっ…

笑った…！？降谷くんが笑っ、笑ぁ…！？！

えっ！？いやちょっと待ちましょう移動しましょう！！

あっっもうスンとしてる流石ですね！！！

いや…いやでもなぁ…！！

驚きました…！！驚きました！！かっ…こよかったなぁ…

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