じゅうし ページ16
渡部side
「え、何今の…」
「え?」
「え?何が起こってん?」
Aちゃ???????
えっあんな早い球を避けたの?今???
「A…ちゃ?」
おっ…鬼やばだが今はとりあえずAちゃ…
「早い 怖い 無理」
あわわわわわわ…
ちょっと男子ぃ……Aちゃん泣いちゃったじゃんふざけんなよ処さねば……
「早い怖い無理たすけて渡部さん…」
Aちゃが頼ってくれている…!?だと…!?
今回は許してやる!!!この子が頼ってくれたんだからな!!!
ぽんっ
えっ誰今私のハッピーエキサイティングボディの肩に触れたやつ…
「大丈夫?」
え。
「…降谷?えっあんた一軍だよねなんでいんの」
「橘さんにボールが飛んでいくの見えたから」
「早い怖い無理たすけて…」
「Aちゃんは避けて怪我してないよ〜」
「…よかった…」
んぎゅっ!!!!!!!!!!!!
推しカプの破壊力がえぐいなんだこれは…まるでブルーアイズホワイトドラゴンにダイレクトアタックを喰らわされたのかのようなダメージ…
あっそういえば…
「ね、降谷」
「なに?」
「戻るついでにこっちに投げた、または打った野郎連れてきてくれない?」
「…任せて」
誰だか知らないが…お前の罪は深いぞ…
フフフフフフフ…アハハハハハハハ…
Aside
「すいませんっした!!!!!!!!!!!!!」
まさかのまさかでDogeza
「俺のコントロールがミスってしまったかぎりに…!申し訳ない…!!申し訳ない…!!!!!」
「そうだそうだ〜」
いい角度だな。若干土に顔埋まってるけど。あと渡部さんやめたげて
「こちらこそすいません…!不注意もありましたし…!!」
「いやあれは俺のミス!!まじですんませんっした!!!!!」
「そうだそうだ〜」
「いやあの…」
「すいませっ」
「絵面が酷いので!!!!やめてもらっていいですか!!!!?」
「押忍!!」
正座でもあんまり何も変わりませんが!!!
「えっと…お、お名前は…」
「…!!沢村栄純!」
「さ、沢村くん…私別に怒ってませんし!大丈夫ですから!!」
「そ、そうか?」
「そうです!!大丈夫です!!だから練習戻って…ください?」
「わかった!ありがとう!!ごめんだけど.とりあえずじゃあな!!」
「はいまた〜」
…あっ…わ、渡部さんを待たせて…!
「早くかーえろ?」
「…はい!!」
超楽しかった下校でした!!
13人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:大隈カミチカ | 作成日時:2023年8月15日 17時